2016年10月16日

ちょっとでも、貰えるものなら欲しくなる

今日の札幌は、この季節にしては暖かく、歩いていると上着がいらないくらいの陽気でした。
道庁の赤れんが前の『札幌市北3条広場(アカプラ)』のイチョウの木も、だんだん緑が薄れてきたようで、そろそろ金色に変身する準備を始めたようです。

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遠くのイチョウの木の下で、上と下を交互にキョロキョロしているおじさんがいます。
下を見てからまた上を見て下を見て、”このへんか?” みたいに腰をかがめて、木の向こう側に回ってみたりもしている。

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もしかして、銀杏?
歩きながら少しずつ近づいていくと、その木の枝だけオレンジ色が見え隠れしています、やっぱし銀杏だわ。
おじさんは、銀杏を拾いたかったんでないかい。
でもさ、まだ時期は早いっしょ。そんなに落ちてはいないと思うな。
そこに、ひとりのおばさんが、おじさんに声をかけました。
おじさんは木の上を指差して、少し何かを話してからどこかに行ってしまいました。


残ったおばさんは、やっぱりあたりをキョロキョロして、銀杏を探しているようです。
でも、みつからなかったんだべね、少し探してから、どこかに行ってしまいました。


次に、私がその木の下に来たとき、見上げてみれば、おお! 銀杏が鈴なり!
落ちてなないべか。
遠くから見たときの、あの冷淡なおじさんへの気持ちがどっかに吹っ飛んで、 歩きながら、目の玉だけがキョロキョロ動いて、木の後ろ側も覗いちゃったりしてる自分がいる。
やっぱり落ちてないか・・・
私ったら、結局さっきの おじさん や おばさん と同じ事をしている。
だってねだってね、小さなものでも、お得にゲットできるものなら、なんでも欲しい。 そんな自分が、こんな時にも現れちゃうのであった。
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posted by ぽぷら at 22:24| Comment(2) | その他いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

綿毛の雪虫になれるのは秋生まれだけ

今年も冬の使者、雪虫が飛び始めました。
羽根を広げても5ミリほど、飛ぶ様子はお世辞にもスピーディーとは言えない雪虫達。
その中に、白い綿毛をいっぱい付けてフワフワと漂う雪虫がいます。
遠目で見ると、まるで雪のよう。

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雪虫は、蜂みたいに人を刺わけでも、カメムシみたいに臭い匂いを出すわけでもないので、異常発生さえしなければ、まあまあ許せちゃう。
『晩秋の風物詩』とか『雪の妖精』とか言われて、親しまれている虫です。

でもね、雪虫が飛ぶと、その後やってくる長い冬の事が頭をよぎるので、ちょっと切なくなっちゃう虫でもあります。
ああ、そろそろ雪が降ってくるのか・・・・とか思いながら見ちゃう。



■ 雪虫はアブラムシ

背中からお尻にかけて、白い綿毛のようなものをつけてフワフワ飛んでいる雪虫達の本名は『トドノネオオワタムシ』というアブラムシの仲間だそうです。
その中でも、白い綿毛をつけて飛ぶのは、いまの時期に生まれたトドノネオオワタムシだけ。


飛ぶのはあまり得意じゃないせいか、風のない日中や夕方になると、特に沢山現われます。
我が家のあたりは木が多いこともあって、ポワンと口を開けて歩いたり、自転車に乗っていたりすると、目に入っちゃったりするもね。
鼻息を荒くして自転車こいでたら、吸い込んじゃった事もあったわ。




■ 雪虫は1年で世代交代をしている

春に生まれたトドノネオオワタムシには、雪虫のような白い綿毛がなく、1年の間に世代交代を経て、秋のこの時期に生まれた世代にだけ、白い綿毛ができるそうです。


しかもね、この世代の雪虫のオスの寿命はたったの1週間ほど、それも口がないんだと。
その間に、彼らはカップルになって卵を生んで残さなくっちゃならないので、食事なんかしてる場合じゃないってことなんだべかね。
メスも、卵を生んだら死んでしまうそうです。
だから、ふわふわ漂っているように見えるけど、本当は一生懸命に飛んでいるのであった。




■ 人の体温でも死んじゃうか弱い雪虫

飛び方はあまり器用じゃないので、いつのまにか洋服にくっついていたりします。
捕まえようと思ったら、両手でパッと簡単に捕まえることもできちゃう。
でも熱さにはとても弱いそうで、人間の素手で触れられただけでも、死んでしまうそうです。


白い綿毛の部分も、触ってみるとペタ・・っとなっちゃって元には戻らないもね。
それはもう、彼らにとって死を意味する事だったんですね。


雪虫が、あたりを飛び回っているのは10日ほどでしょうか。
観光などで北海道に来たとき、もしそんな場面にぶつかってしまっても慌てないで下さいね。
雪が降る前の北海道の風物詩です。
外出から帰ったら、コートを優しくほろってから入る事をお薦めします。
何か白いものがホワワ〜ンとが飛んだら、それは雪の妖精かもしれませんヨ。

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posted by ぽぷら at 20:37| Comment(4) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

シシャモは女神が柳の葉から作った魚

秋も深まり、そろそろ、シシャモ漁の準備が始まったようです。
テレビのニュースによると、今年は台風の影響もあって、去年よりさらに少ない漁獲量になるそうです。


アイヌの伝説によると、シシャモは神様がくれた魚。
先日見た絵本によると、それは女神様だったそうで、ご紹介させて下さいね。



■ シシャモが生まれたアイヌの伝説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昔々、兄妹の神様がいました。
あるとき、雷の神の兄が何処かに行ってしばらく戻らない日が続いたもので、妹の女神は心配になって下界の様子を見てみました。
するとそこから見えた村人達は皆、辛そうな表情をしています。


心配になったもので下界に降りて村の村長に理由を訪ねたところ、村長が言うには、『村には食べ物がなく、神様にお願いしているにもかかわらず、願いが通じず村は飢餓に苦しんでいる』との事でした。
猟をして暮らすアイヌの人達にとって、食べ物はみな神様から頂くものなのです。

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女神は、兄の大切にしていた柳の木の葉をつんでカゴに詰め、ふくろうの神に川に流してもらいました。
すると、葉の1枚1枚が魚になって泳ぎ始め、人々は、その魚のことを『ススハム』(のちのシシャモ)と呼びました。

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自分の大切にしている柳の葉を取ってしまったことを知った兄は激怒。
悲しみにくれる女神の涙を、魚になったシシャモ達は、そっと口で受け止めたんですと。
でもシシャモが川に来たとこで、村人達は餓えをしのぐ事ができました。



その後、兄の神は、女神が行った事を許し、他の神たちとも強力して村人たちが食べ物に困らないようにしたという事です。

     = おわり = 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



■ シシャモは世界に北海道の太平洋側だけ

今は、シシャモは人間が養殖して川に放流しています。
1年半ほどは海で暮らし、それからまた川に戻ってきます。
海に戻る習性があるところは、鮭の生涯に似ていますね。


世界でも、北海道の太平洋側にしかいないという珍しいシシャモが食べられるなんてすんごいですよね。
とは言っても、私たち道産子でも、そんなにしょっちゅう食べられる魚ではないけどね。



■ 『カラフト シシャモ』と『シシャモ』は別のもの

スーパーでよく売られているシシャモは、よく見ると、『カラフト シシャモ』と書いてありませんか?
それは、シシャモじゃなくて『カペリン』という魚です。
カペリンはシシャモによく似ているし、本物のシシャモが多く獲れないなどの理由から、『カラフト シシャモ』って名前にしちゃったらしい。


私はそのことを知らなかったときは『カラフト シシャモ』と『シシャモ』は、同じ魚だと思っていました。
同じように惑わされてしまっている人も多いんじゃないかな?


よーく見ると、ちーっちゃく『カラフト』って文字が付いていますよ。
『カラフトシシャモ

『カラフトシシャモ』は1串200円くらいだけど、『シシャモ』は1000円以上と、ぐんと値段が高い。
知らないお客さんに ”なしてこんなに違うのよ” って思われてしまったら、お店のおじさんが ”ハ〜” っとため息ついて、涙がポロって落ちちゃうかも。
それを見た串に刺さったシシャモは、涙をパクっと受け止めてくれるかな。


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<広尾町で食べたシシャモ>

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posted by ぽぷら at 12:07| Comment(2) | 北海道の伝説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月12日

北海道の芽室から超強力小麦、北のゆめパスタ

『北のゆめパスタ』は十勝芽室(めむろ)産の小麦「ゆめちから」を100%使った乾燥ロングパスタ。
形はうどんみたいに平たいね。
この「ゆめちから」という小麦は超強力粉だから生パスタのようなモチモチの食感が楽しめるそうです。



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■ 「ゆめちから」は超強力粉!

強力粉は知っているけど、さらにその上があったなんて。
小麦粉は、薄力粉・中力粉・強力粉の3種類がありますよね。
薄力粉は、ケーキや天ぷらなどの普段の料理によく使うし、中力粉は、うどんを作るのにむいていて、強力粉はパンによく使われます。私は、時々ピザを作るのに使います。



その違いは、小麦粉に含まれるグルテン(タンパク質の一種)の量で、グルテンが沢山含まれているほど強力小麦というわけです。
ピザを作るときは、ねってねって、ベシベシ叩き付けて、ちぎってはこねちぎってはこねを繰り返してまるで格闘。
こうするとね、グルテンが作用して粘り強さが増し、美味しい生地になるんだと。
私にはストレス発散にもなるけどね。



「ゆめちから」小麦には、なんと強力粉をさらに上回る量のグルテンが入っている、だから『超強力粉』!
もっちもちで、しっとりしたパンをつくることができるそうです。




■ 秘密はむし暑い夏を経験しない秋撒き小麦だから

小麦の多くは春に撒いて秋に収穫するそうです。
でも、小麦はむし暑い夏の暑さが苦手なので、高温多湿の日本では、小麦を沢山作る事が難しい。
そこいくと「ゆめちから」小麦は、秋に種をまいて翌年の7月に収穫する北海道育ちだから夏バテ知らず。
病気にも強いそうです。




それじゃあ実際に食べてみよう!
フライパンに、オリーブオイルとニンニクと、玉ねぎ、豚肉、畑で穫れたトマトのソースを混ぜてスタンバイ、そこに固めに湯がいた『北のゆめパスタ』を投入!
シャカシャカシャカ・・・・



頂きます!
・・・あら、ほんとだ。
素人でもわかるモチモチ感。
普段の我が家にはなかった感触です。レストランっぽいぞ。
料理の腕が上がったわ・・・みたいな錯覚にしてくれる、十勝の芽室が育てた、超強力小麦の『北のゆめパスタ』。

芽室 北のゆめパスタ8924.png

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通販もしてるみたいです。 http://www.ja-memuro.or.jp/news/140425_02.html

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posted by ぽぷら at 22:37| Comment(4) | 美味しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする