2013年11月11日

アコーディオン奏者めざし

近所の一人暮らしの爺ちゃんの家を通りがかったとき、たまたま玄関にいた爺ちゃんは私を見つけて ”こっちこっち”と手招きをしました。
爺ちゃんはこの寒いのに長袖シャツにラクダの腹巻き。寒いべさね、大丈夫かな。




私が近づくと、人差し指でタクトでも振るように
『オレさ、今度アコーディオン始めたんだわ』と、ちょっとニンマリして言いました。
「へえ〜、アコーディオン!すごいですね〜」




それから腕組みをして、
『いやいや、息子が昔使っていたヤツだから古いんだけどね、41鍵あってさ、今買ったらそうとう高いヤツよ』
へ〜そんなに立派なものなんですか。
アコーディオンと言えば、昔NHKのど自慢で横森良造さんが抱えて伴奏していましたね。
『左にもボタンがあるべさ、そ〜れで伴奏入れるのが難しいのよ。いや、オレはできるけどね。本格的にやろうと思ってさ。ちょっと聞いてみるかい?』
「え、ええ、是非聞かせて下さい」急ぐ用事もないしね。




しばらくして家の奥から出て来た爺ちゃんは、小さなレコーダーを持って現れました。
「これは?」
『これに録音されているのよ、ほれ、イヤホンしてみ』
ほ〜〜!爺ちゃん80才にしては、なかなかメカニックなのね。どれどれ




『いくぞ、スイッチいくぞ・・・ここか?ここか?・・・今 鳴るぞ・・これか ポチ』
・・・・・・・・・・・
♪ 〜 ズンチャカ ズンチャカ タリラリラ〜ラ〜
おお〜!!
重厚な伴奏リズム。哀愁を誘う昭和ロマンのメロディーがあふれてきました。
体に染み付いてる単純明快なリズムが首を上下に振っちゃうわ。




「す、すごいうまいっしょ!」
『んだべ〜』





「是非どこかでご披露されるといいですよ!!」
「このプロがやってるヤツをこれから練習するのよ』
「・・・・・・そ、そっかあ〜〜〜これはプロの演奏でしたか。はは・・・ははは」





アコーディオン。
左手も右手もいい運動になりそうです。
いつか、爺ちゃんの本物の演奏が聞ける日がくるといいね。


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アコーディオンいりませんか?


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posted by ぽぷら at 21:42| Comment(2) | その他いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

ミッキーマウスと霜降り牛肉

お世話になっている会社の観楓会(かんぷうかい)(親睦会)にお呼ばれしました。
『次はゲームです。皆さん輪になってくださ〜い!音楽の鳴っている間はミッキーマウス(ぬいぐるみ)を隣りの人にどんどん回してください。
音が鳴り止んだときに持っている人が失格です。ではミュージックスタート!』


♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪ ホレ!
♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪ アヨイショ!


誰もがみんな、できるだけ早く隣りの人に回したいので、ミッキーマウスはどんどん回されていきます。
『ストップ!!』
ワ〜〜!!
音が鳴り止んだときにミッキーを持っていた誰かがアウトになった模様です。







『では引き続きいきますよ〜、はいスタート!』
ミッキーはさっきよりもっと早く、どこが耳だか足だかわからないほどのスピードで回っています。


♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪ ホレ!


『ストップ〜!!』
ワ〜〜!!
またまた誰かがアウトになりました。







人数はだんだん減っていき、気が付けば私を含めてたったの5人。
なんだか、はっちゃき(必死)になってきたんでないかい。
ミッキーが手に触れたなら、そのまま瞬間的にベシっと隣りに渡しちゃうのさ。
『はい、いいですか?用意、スタ〜〜〜〜ット!!』

♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪ ホレ!

『ストップ〜!!』







なななんと、私、最後の二人に残っちゃった。
『さあいよいよ決勝戦!お二人はミッキーの投げ合いにならないように、しっかり受け止めてから相手に渡して下さいよお〜〜!!』
決勝相手は塗装会社のおじさんでした。
おじさんと私は向かい合うと、会場が一気に注目。







『それでは決勝戦! スタ〜〜〜ト!!』

♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪ ホレ!

するとおじさんたら、ミッキーを持つと片足を上げて ”しぇ〜 ”のポーズを見せて、ワーっと会場の笑いを誘いました。
そ、そうか!
おじさんは自分が負けちゃうかもしれないのに、こんな時にも皆を和ますという観楓会の趣旨を忘れていなかったのだ。
勝つ事ばかりを考えていた私はまだまだ修行が足りないわい。
ここはひとつ、大人同士の勝負だもの、私も ”しぇ〜 ” ホレ!






♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪  ”しぇ〜 ”  ホイ!
♪チャンチャカ チャリラリ スッチャンチャン♪  ”しぇ〜 ”  ポイ!
『スト〜ップ〜!!』






賞品は、すき焼き用 霜降り牛肉1キロで〜〜〜〜す!! ”しぇ〜 ”




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13.11.10すき焼き001.jpg


今年の運は、この日の為にとっておいたのさ。
でも本当はね、きっと・・・・
おじさん、ありがとう。

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posted by ぽぷら at 20:36| Comment(6) | 美味しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あのときの もう1人の私

しばらくほったらかしの袋戸棚を掃除する事にしました。
まずはアズキ色した、でっかい布団袋を引きずり出そうと思います。
布団袋のヒモを持ってググ〜〜っ・・・・っと、ググ〜っと・・
動かないから、ずらすだけ。
でも、動いたすき間の闇の奥に、やはり想像していたような物体が見えます。
阿寒のマリモにも負けないような大きな綿ボコリです。




掃除機で吸っちゃえ!
綿ボコリはゴボっという音と共に吸い込まれました。
掃除機のノズルをさらに奥に突っ込むと、ゴボゴボ!!
今度はもっと大きな物体を吸い込んだようです。なんだべ??
ゴミパックの中に指を突っ込み出してみたら、出てきたのはなんと、昔履いてた私の靴下でした。




こっちの段ボールには何が入っているのかな。茶色の大きな封筒が入っています。
あらやだ、これ、私のお見合い写真だわ。
薄いグレーの紙台紙で、回りに金色の枠がついています。
恐ろしいものでも見るように、息を飲んでそっと開いてみれば、もう一枚、薄い和紙が登場。
もったいぶらせる和紙をめくると、ありゃりゃ・・・・
三十数年前、二十歳の私が猫脚のソファに座ってこっちを見て微笑んでいます。
これから始まる運命も知らずに。でも、めんこいわ・・ホホ。




もし今の私が、写真の彼女に手紙を送る事ができるとしたら、なんて書いて渡そうかしら。
”こんなことも、あんなこともあるけれど、この歳の私は生きています ” とか書くのかな。
だめだめ、そんな事したら、写真の彼女は不安な顔になっちゃうわ。



すると今度は、写真の中の彼女が聞いてきました。
『あなたの生きた未来はどうでしたか?』
そ、そんな事、教えられまっせ〜ん。生きてからのお楽しみさ。
あ、でもね、そのお見合いは断って Goodよ!



写真は奥にしまいましょ。
掃除機は再び、戸棚のホコリを吸い始めました。
ゴボゴボ!!あらら、今度は何?
靴下!さっきのもう片方でしょや。
ラッキ〜〜!これで靴下一足増えちゃった。


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posted by ぽぷら at 01:03| Comment(4) | わたくし事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月08日

2013札幌の初雪はあられ雪

風が強くて大きな雨粒がバラバラと音をたてていると思ったら、そのうち地面がうっすら白い。
冬の始まりはいつも湿った雪から始まります。


13.11.8初雪001.jpg




物置の漬け物を可愛がってやろうと外にでたら、まあ雨のしゃっこいこと。
この冷たさはまぎれもなく、冬の到来のしゃっこさです。
おや、雪がコロコロしています。あられだわ。




札幌は例年に比べて今年は初雪が遅いそうですが、もっと遅くてもいいんだけどなあ。
でも、子どもの頃は嬉しかったんですよ。
雪やこんこ、あられやこんこ・・・・
犬は喜び庭かけ回り、子どもは飛び出し踊り出す・・・いやいや、私の場合は口開けた・・・
それくらい雪が大好きでした。




それがいつから切なくなったのか。
きっと ”雪かきを手伝いなさい” と言われるようになった頃からだよね。
雪を見るのは好き、遊ぶのも好き、雪かきナシならやっぱし好き。



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あられには『雪あられ』と『氷あられ』があるそうです。
『雪あられ』は白くて不透明な氷の粒で大きさは5mm未満。
『氷あられ』は半透明の氷の粒で大きさはやはり5mm未満。
それよりも大きいと『ひょう』、雨のように丸い形になっていないものを『みぞれ』と言うそうです。




『積乱雲の中で最初は小さい雲の粒だったものが、次々に水滴をくっつけて凍らせる。
それが上昇気流によってクルクル回りながら上がったり落ちたりを繰り返す。
そのうち大きな玉に成長して、じきに地上に落ちる。』
これがあられの正体だそうです。
色の白いあられは、早く凍るので空気も包んじゃう為だそうです。
なるほど、そうると今日のあられは・・・・・・
ひや〜、けっこう冷えてるよね。




雲の中で起きているあられの様子を想像すると、まるでお鍋の中で転がって大きくなるコンペイ糖やかりん糖のようです。
積乱雲は空の工場みたいだね。


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posted by ぽぷら at 20:56| Comment(10) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

シシャモの本物とニセモノは

シシャモ。焼いて食べると美味しいね。
スーパーでは時々 ”ししゃも1パック198円” とか、”タイムセール 100円!”なんて時もあります。
でも、よ〜く表示を見てみると、『カラフトししゃも』と書いてあります。
中には小っ〜ちゃく目立たぬように ”カラフト” という文字が書かれていたりもします。




本物のししゃもはもっとふっくらしていて、価格も倍以上。
『カラフトししゃも』と『ししゃも』は、全く違う魚なのです。
そういう私も、北海道に住んでいながら、ず〜っとどっちもシシャモと思っていたもんね。




シシャモは北海道の太平洋側にしか生息しない、日本固有の貴重な魚です。
現在、世間に流通しているししゃものの多くは(なんと9割くらいらしい)輸入された『カペリン』という魚。
つまり『カラフトししゃも』と表示されている魚だそうです。




ししゃもは、12月に釧路川で捕獲され、親魚から生まれた卵をふ化させて、7.8ミリほどに成長した稚魚達を、48時間以内に水槽からつながっている庶路川に放流します。川に戻ってくるのは1年半後の秋。
体は小さいけれど、鮭のように生まれた川に戻ってくる魚です。
ししゃもが解禁になるのも10月だそうがから、旬がちょうど今頃、10月、11月ですね。
シシャモで有名な所と言えば北海道の鵡川(むかわ)町。
わかる人なら、姿や色も、味も、全く違う事がわかるそうですよ。
昔は沢山穫れていたシシャモも穫れなくなっって、『カペリン』=『ししゃも』のようになってしまいました。
現在では 『本物の!』なんてフレーズをつけてアピールしなきゃなんないくらい、苦慮している本物シシャモです。




もう、こうなると、メニューと違う種類のエビを使った料理をお店で出されたから云々言ってられませんね。
だってこちらは、名前はどちらも『シシャモ』という言葉をつけているんですから。
そのうち、本物はカペリンの方ですってなっちゃうかも。



違いの写真を公開しました!!


昔、アイヌのコタン(村)に大変な飢饉が起りました。それを見た神様はとても可哀想に思って、柳の葉を取ってそっと川に流しました。するとまあ、なんと言う事でしょう。柳の葉の1枚1枚が、美しい銀色に輝く魚になったではありませんか。
アイヌ達はその魚の事を「シュシュハム(ススハム)」和訳で『柳の葉』ですが、 神がくれた魚いう意味をもたせたそうです。
シシャモはアイヌ語の「シュシュハム」からきた言葉だそうです。
あ、いやいや、もしから、それはカペリンだったのかな。


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鵡川のししゃもを見てみる


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posted by ぽぷら at 11:56| Comment(9) | 美味しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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