2016年07月28日

鶴の恩返し、ツウは丹頂鶴だったの?

北海道の釧路湿原に多く生息している丹頂鶴。
一時絶滅の危機を乗り越え、今では数も増えため、北海道では今後の保護活動を見直す方針になったそうです。
釧路の丹頂ツル自然公園やエサ場意外でも、たとえば畑や民家の傍など、人の暮らしのすぐ近くで地面をついばんでいる丹頂鶴を見た時は、おお〜これが自然かーって感動しました。
丹頂鶴は渡りをしないそうなので、もしかしたら札幌にも飛んで来る日がくるかもしれないですね。



日本の昔話で『鶴の恩返し』というお話をご存知でしょうか。
『ある晩、与ひょうの家にやって来たのは、名前をツウという美しい娘だった。ツウは与ひょうの家で暮らし始め、ひとり反物を織り始める。 ツウは、反物を織っている時には絶対に部屋を覗いてはいけないという約束をして、毎回それはそれは美しい反物を織り上げた。
ある日、与ひょうは約束を破って、部屋の中を覗いてしまう。
するとそこには自分の羽を抜いては反物を織っている鶴の姿が。
ツウは、与ひょうが以前、罠から助けてやった鶴だったのだ。
「与ひょうさん、姿を見られたからには、もうここでは暮らせません」
謝る与ひょうの願いも届かず、ツウは空高く飛んで行った。



このお話は、佐渡島の民話が始まりだそうです。
佐渡島と言えばトキが有名だけれど、ツウが飛び立った空は、佐渡だったんです。
丹頂鶴は、昔は佐渡は勿論、日本のもっと広い範囲に住んでいたそうです。



ところがここで1つ疑問が。 私は、日本の鶴と言えば丹頂鶴しか知らなったもので『鶴の恩返し』の鶴は丹頂鶴だと思っていました。
したっけね、日本には、ナベヅルやマナヅルという鶴も渡り鳥でやって来るという事を知って、もしかしたら違う鶴?と思ったもので、ナベヅル・マナツルってどんな鶴なのか 日本野鳥の会で調べてみました。
ん・・・私が絵本で見た鶴じゃないみたい。
それに、両方とも飛来地は九州などの日本の南らしい。
さらに、数年前には佐渡に丹頂鶴が飛来したというニュースも発見!
という事はやっぱしツウは『丹頂鶴』だった?!



与ひょうに姿を見られ、悲しみながら北海道にやって来たツウだけど、与ひょうさんを許してあげたくなって、佐渡に帰っていったのかもしれないね。

0512鶴01.jpg


0512鶴02.jpg


0512鶴03.jpg
<2005/12釧路にて撮影>



posted by ぽぷら at 23:59| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐渡行ったことあります 良い所だったので きっと鶴さん達も羽を休めに来たのでしょうか?
昔話で 人に物に対して親切にすることを 知らず知らずの内に?学んでいた気がします
わたしは傘地蔵のお話が好きでした〜♪

鶴の内容は知らなかったので興味深く読みました
鶴が身近にいるって日常を考えたなら すごく贅沢で素晴らしい事と思えます(癒される?)
心豊かに過ごせそうですよネ 
Posted by すみれ at 2016年07月29日 09:17
すみれさんへ

本当にそうですね。
鶴が身近にいる生活なんてステキですね。
それにはエサとなる自然が傍にないといけないですね。
田んぼも畑も、農薬のない豊な自然になればいいですね。
Posted by ぽぷら at 2016年07月29日 20:31
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