2016年10月04日

地獄谷は女神が作った美人になる温泉

登別(のぼりべつ)温泉と言えば地獄谷。
温泉街から徒歩でたったの10分ほどで行けるのに、そこはもう別世界です。


赤い岩肌、あちこちから沸き上がる白いゆげ。
何より、あたりに漂う硫黄の匂いが、温泉に来た気分にさせてくれる。

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■ 登別温泉の泉質は9種類もある


登別観光協会のページによると、登別温泉は9種類の泉質があるそうです。

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○ 硫黄泉・・温泉独特のあの匂い。白く濁ったお湯。
血管を拡張させるので高血圧、動脈硬化や心臓疾患、脳卒中の予防。殺菌作用で皮膚病に効果!
(登別に来た!と感じるお湯だね。)

○ 食塩泉・・保温効果抜群!冷え性に。(女性の見方!)

○ 明ばん泉・・皮膚や粘膜を引き締めるので、皮膚疾患や粘膜の炎症、水虫、じんま疹に効果。 (もぐって顔のたるみも引き締めてほしい)

○ 芒硝(ぼうしょう)・・高血圧症や外傷、動脈硬化症状に。
(血圧高めの中年にはありがたいお湯ね。)

○ 緑ばん泉・・良く温まるので、貧血症や慢性湿疹に。
(冷え性で貧血症の方にはもってこい)

○ 鉄泉・・貧血症や慢性湿疹によい。
(タオルが赤っぽくなる事もあるそうです。か弱い貧血女性の見方!)

○ ラジウム泉・・神経痛、リウマチ、更年期障害。
(お年寄りの見方ですね。更年期障害に悩む女性も是非お試しを・・私か!)

○ 酸性鉄泉・・・・殺菌力が強い。湿疹などによいが、皮膚の弱い人は入浴後に真水で洗い流す方がよい。
(効果がすごそう。試してみる価値あるかも)

○ 重曹泉・・・角質層を軟らかくするので、皮膚病、切り傷などに良く、美人になれる。
(湯上がりは美しくなり過ぎて、別人になっちゃうかも)




■ 谷間を流れる白い川

地獄谷の直径は約450m、1日に1万dの温泉が泉質が湧出しているそうです。

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谷の間を温泉が流れていますね。
近くで見るとこんな感じ。

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遊歩道を歩いて行ってみます。

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『1861年、火薬の原料として地獄谷から硫黄を採掘していた南部藩の家臣が、ここのお湯で目を洗ったら病気が治った。』って書かれた看板がありました。




■ 本当は、女神が作った地獄谷?

さて、遊歩道をもっと奥へ進みましょう。

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突き当たりには、ボコボコとお湯が沸いている小さい温泉がありました。
そこに、東南アジア系のご夫婦とおぼしき二人連れがいて
「○×△■※○・・・」と声をかけられたけど、意味がなーんにもわからないので、ここは挨拶するしかないと思いまして『おはようございます』なんて言ってみました。



したっけさ、後ろからまた静かに声をかけるので振り向くと、カメラを差し出されました。
あ、写真ね!失礼いたしました。
『では写します、ハーイ(日本語)』パチ!
『もう1枚写しますね(日本語)』パチ!
「サンキュー、サンキュー」

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さて、この地獄谷を作ったのは、女神様という言い伝えがあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔々、登別という所に、きれいな女の赤ちゃんが産まれました。
娘は成長するにしたがって、どんどん美しくなって、人々の評判になりました。
ところが、少女になった頃、娘は原因不明の皮膚病に侵されてしまい、どんどん見にくい姿になっていったのです。
そしてある日、とうとう娘は村から姿を消してしまいました。
人々は、『みにくくなった自分を悲観したんだろう』と噂しました。


ところが真相は、そうではありませんでした。
実は、神様が美しいこの娘を妻にしたくて、年頃になるまで、わざと見にくくしておいたのです。
神様も、ちょっとずっこい事をしちゃうんだね。



         妻になった娘はやがて、6人の娘を産みました。
その内の5人は北海道の岬の女神になり、長女は、母が皮膚病で苦しんでいた事を知り、同じ苦しみを持つ多くの人の為にと、登別に皮膚病によく効く温泉を出して、そこの神様になりました。
こうして、登別温泉ができたのでした。



    妻にしたいと娘を見にくくした神様は身勝手だね。
だけど、長女が人間の役に立ちたいと思ったのは、母の病の苦しみ知っていたからこそですね。
不自由や苦しみのない生活からは、何も産まれないのかもしれません。



登別温泉のシンボルは地獄谷の『鬼』だけど、女神様の作った谷の温泉と考えたなら、自分も入って更なる美人になりたいわ・・・なんて思っちゃうさ。

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posted by ぽぷら at 22:06| Comment(4) | 北海道の伝説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
神様も やはり面食いな人もいるってことですね(親近感?) その娘さんも親孝行娘
ぽぷらさんが言っているように?
>不自由や苦しみのない生活からは、何も産まれないのかもしれません・・・ほんとそう感じます

早いもので10月スタートです   秋深き隣は何をする人ぞ  松尾芭蕉 
Posted by すみれ at 2016年10月05日 09:22
登別温泉の素晴らしさ、はじめてしりました
9種類の湯泉があるのですね 温泉味わいめぐり何時間、何日かかるのでしょうかね
立ち上る湯けむり、赤茶色の地はだ 湯川 まさに一級の温泉です

雲仙地獄めぐり、色褪せてしまします

西日本台風来るも、温風をまとってます 明日も30度もつれとか うんざりです
温泉で汗流したいものです
Posted by t22t at 2016年10月05日 18:40
すみれさんへ

神様も美人にはかなわないってことですかね。
朝晩、めっきり寒くなりましたね。
今朝、ストーブに火が入りました。
Posted by ぽぷら at 2016年10月06日 08:30
t22t さんへ

そちらはまだまだ暑そうですね。
こちらは、旭岳に初冠雪も確認され、冬の足音が聞こえてきました。
本州にも、これから紅葉の前線が降りると思われます。
紅葉がはじまりますね。
Posted by ぽぷら at 2016年10月06日 08:33
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