2016年10月15日

綿毛の雪虫になれるのは秋生まれだけ

今年も冬の使者、雪虫が飛び始めました。
羽根を広げても5ミリほど、飛ぶ様子はお世辞にもスピーディーとは言えない雪虫達。
その中に、白い綿毛をいっぱい付けてフワフワと漂う雪虫がいます。
遠目で見ると、まるで雪のよう。

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雪虫は、蜂みたいに人を刺わけでも、カメムシみたいに臭い匂いを出すわけでもないので、異常発生さえしなければ、まあまあ許せちゃう。
『晩秋の風物詩』とか『雪の妖精』とか言われて、親しまれている虫です。

でもね、雪虫が飛ぶと、その後やってくる長い冬の事が頭をよぎるので、ちょっと切なくなっちゃう虫でもあります。
ああ、そろそろ雪が降ってくるのか・・・・とか思いながら見ちゃう。



■ 雪虫はアブラムシ

背中からお尻にかけて、白い綿毛のようなものをつけてフワフワ飛んでいる雪虫達の本名は『トドノネオオワタムシ』というアブラムシの仲間だそうです。
その中でも、白い綿毛をつけて飛ぶのは、いまの時期に生まれたトドノネオオワタムシだけ。


飛ぶのはあまり得意じゃないせいか、風のない日中や夕方になると、特に沢山現われます。
我が家のあたりは木が多いこともあって、ポワンと口を開けて歩いたり、自転車に乗っていたりすると、目に入っちゃったりするもね。
鼻息を荒くして自転車こいでたら、吸い込んじゃった事もあったわ。




■ 雪虫は1年で世代交代をしている

春に生まれたトドノネオオワタムシには、雪虫のような白い綿毛がなく、1年の間に世代交代を経て、秋のこの時期に生まれた世代にだけ、白い綿毛ができるそうです。


しかもね、この世代の雪虫のオスの寿命はたったの1週間ほど、それも口がないんだと。
その間に、彼らはカップルになって卵を生んで残さなくっちゃならないので、食事なんかしてる場合じゃないってことなんだべかね。
メスも、卵を生んだら死んでしまうそうです。
だから、ふわふわ漂っているように見えるけど、本当は一生懸命に飛んでいるのであった。




■ 人の体温でも死んじゃうか弱い雪虫

飛び方はあまり器用じゃないので、いつのまにか洋服にくっついていたりします。
捕まえようと思ったら、両手でパッと簡単に捕まえることもできちゃう。
でも熱さにはとても弱いそうで、人間の素手で触れられただけでも、死んでしまうそうです。


白い綿毛の部分も、触ってみるとペタ・・っとなっちゃって元には戻らないもね。
それはもう、彼らにとって死を意味する事だったんですね。


雪虫が、あたりを飛び回っているのは10日ほどでしょうか。
観光などで北海道に来たとき、もしそんな場面にぶつかってしまっても慌てないで下さいね。
雪が降る前の北海道の風物詩です。
外出から帰ったら、コートを優しくほろってから入る事をお薦めします。
何か白いものがホワワ〜ンとが飛んだら、それは雪の妖精かもしれませんヨ。

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posted by ぽぷら at 20:37| Comment(4) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月09日

トリカブトで本当のブスになったら困るもね

トリカブトの花が咲いていました。
キンポウゲ科の多年草だそうです。去年よりも少し早く咲いたみたい。


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■ トリカブトは猛毒

トリカブトはどの部分をとっても猛毒で、ウィキペディアによれば
『経口から摂取後数十秒で死亡する即効性がある。トリカブトによる死因は、心室細動ないし心停止である。』だそうです。


ということは、ウウッ・・・・っとなってバタッっといっちゃうのかな。
しかも、色々種類があるトリカブトの中でも、北海道のエゾトリカブトの毒の強さは横綱なみだそうです。
きれいな紫色の花だけど、見るだけにしておこうね。



D160909トリカブト_6270.jpg



■ ブスはトリカブトの毒にやられた時の顔

トリカブトは漢字で書くと「附子」(ブス)。
ブスってあのブス??
そうです、北海道弁でいう『 みったくない(見栄えの良くない)』のブスです。


トリカブトの毒にやられちゃうと、神経が侵されてしまう。
世の中で言われるところのブスとは、トリカブトの毒に侵されている人の表情だったんです。
北海道では、打撲でできた内出血の色や、体が冷えたときなどに現れる唇の紫色の事もブス色と言ったりするんですよ。
ブスって、ちょっと可愛いイメージだったけど、語源の事を知っちゃうと笑えなくなるね。



■ トリカブトの有効利用

アイヌの人達は、昔、トリカブトの毒を矢じりに付けて狩りをしていたそうです。
射止められた動物はブスにやられちゃったわけです。
またその毒は、附子(ぶし)と言われて、鎮痛作用や強心作用、血液の流れをよくする漢方薬にもなるんですと。


夏の花が少なくなるこの時期に、怪しく咲くトリカブト。
きれいな紫色の花を見つけると、思わず摘んでしまいそうにまりますね。
でも、絶対さわっちゃいけませんよ。本物のブスになったら困るもね。

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posted by ぽぷら at 22:01| Comment(4) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

ギンヤンマの習性?縄張り主張にやってくる

日のあたる芝の上を、トンボたちが縦横無尽に飛んでいます。
その中に、水場のそばを行ったり来たりしているギンヤンマがいました。

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■ ギンヤンマは縄張りを持っている

体の大きさは7~8センチくらいで、アカネトンボがわんさかいる中を堂々を飛び回っています。
左にシュ〜っと飛んで行ってはその場でウロウロして、今度は右にシュ〜っと飛んで行ってはまたその場で少しウロウロする。
その距離範囲は30~40mくらいかな。
ギンヤンマは、縄張り意識が強いので、別のオスが来ると威嚇して追い出そうとする習性があるそうです。



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■ ギンヤンマのスピードは車なみ

飛ぶのがとても早くって、突然クルっと回転して虫を捕まえたり、いきなり視界から消えちゃったり、そのスピードは時速70キロ以上、100キロ以上出るっていう説もあるそうです。
黒と空色のシマ模様が堂々と飛び回るさまは、なんだか威厳さえ感じるほど。

160830ギンヤンマ6033.jpg



■ 縄張りに入って来る者にはなんでも威嚇?

そんな彼が、時々こっちにやってきて、時々目の前でホバリングするようになりました。
こちらの様子を伺いに来たのでしょうか、数秒停止してからサっと飛んでいきます。
これは写真のチャンスでないかい!



きたきた!目の前でホバリングし始めたのでカメラを向ける・・・
パッ!!・・・一瞬にして視界から消えちゃった・・・・



また来た!  カメラを向ける   パシャパシャ!!
彼はもしかしたら、私の事を縄張りを犯す侵入者に思ったのかもしれないね。


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ギンヤンマ・・・・”こいつ、はんかくさい顔してるわ・・・・”

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posted by ぽぷら at 21:46| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

アシナガバチは益虫だけど頭上はちょっと困る

やや、お隣の玄関前のカーポートに蜂の巣!
握りこぶしくらいの大きさの巣が、カーポートのくぼみに下がっていました。
どんな蜂なのか、さっそく調べてみる事に。



■ 市街地によく巣を作るというアシナガバチ

体は全体的にスマートね。
頭が黒くて黄色いタスキがけの模様があります。
背中ににも黄色い鮮やかな模様、あらなんとまあウェスとがほっそり!羨ましい〜!
ちなみに腰のくびれた女性のウェストを「蜂腰(ほうよう)」って言うんだそうです。
昔は私も蜂腰でした、今はボンレスハムだけど。



腹には茶色い横線が1本、黄色い横線が2本、そして茶色い横線が1本、先っちょが茶色かな??
この蜂は、市街地によく巣を作るというアシナガバチという種類のようです。

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■ 刺激しなければ襲わない蜂

食べ物は昆虫など。
害虫を食べてくれるし性格もさほど凶暴ではないので、人間にとってはありがたい事が多い蜂。
むやみに近づいたりイタズラをしない限り、人を襲うことはないそうです。
この蜂のファンもいっぱいいるようですよ。

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■ 地味だけど、繊細なアシナガバチの巣

アシナガバチの巣は、全体的に灰色をしているのが特徴だそうで、この巣も地味な色をしていますね。
でも見た目は、まるで和紙で作られているみたいに繊細です。
それから、スズメ蜂の巣がひょうたんのようなカバーで覆われてているのに対し、アシナガバチはカバーがないので、幼虫や働き蜂の様子が観察できます。

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■ 次の女王蜂以外は、一夏の命

この巣は、小さいけれど、すでに数十匹の蜂が巣を守っていました。
巣が成長し、秋になると、次期女王蜂になるメスが誕生します。
新しい女王蜂は次の春がくるまで、小さな居場所を見つけて越冬し、他の働き蜂(メス)とほんの少数のオスは、みんな死んでしまうそうです。
ちなみに、働きバチの針は雌の産卵管が変化したものだそうですよ。
だからオスには針がないのね。



保育室の中から幼虫の顔が見える!
なんか、よくみると、めんこい感じもする。
この中に、新しい女王蜂が産まれているかどうかはわかりません。

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怖い蜂ではないとは言っても、歩く人の頭の上に巣があるんじゃ、敵と間違えて攻撃してきたら大変。
ちょっと可哀想な気もするけれど、やっぱり隣に教えてあげなくっちゃ。
翌日、巣はなくなっていました。


今年の春に観察したスズメバチの様子はこちら >> http://dabesatuusin4.seesaa.net/article/438995283.html


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2016年08月14日

早起きすれば元気な露草が見られるかも

久しぶりに、朝ご飯のまえに散歩に出ました。
道ばたの露草が随分元気よくパッと咲いてるなあと思ったら、そうか、露草は朝の花だもね。
普段は、シナシナっとしてる露草ばかりを見ていたから、なんだか 三文 得した気分。



よくよく見れば、露草の花って変わった形をしていますね。
花びらは3枚だそうだけど、2枚しか見えないしょやーと思ったら、下に、白い花びらが1枚あるそうです。
それに、花は一日限りなんですって、それも午前中だけ。
はかない運命の花ですね。



しゃがんでカメラを覗き込んでいると、後ろを車が通りました。
びっくりしたべね、具合が悪いわけではありませんよ。
ほら、カメラ持ってますの。



すると今度は自転車が・・・・
あ、すいません。立ち上がって自転車をやり過ごす。
草に顔を近づいてしゃがんでいるかっこうは、ややもすれば怪しく見えるかもしれないです。
写真撮ってます。ほら、カメラね。



露草をじっくり観察したのは初めてでした。
あれ、この写真、なんだかネズミにみえちゃうわ。

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2016年08月10日

ミノ虫は一度の恋で死んじゃう運命

夕方お墓参りに行ってきました。
こう毎日暑くては、ご先祖様も、せめて夜風にあたって涼みたいと思っているんじゃなかろうか。



石にね、なんかひっついています・・・ミノ虫?!
わざわざ黒い石にくっついて、太陽の熱でけっこう熱くなっているんでないかい?
そういえば、ミノ虫は、中には虫が入っているんだよね。
でも、どんな虫?

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□ ミノ虫の中にいるのは、ミノガ科のガの幼虫である。
そうか、ガの幼虫だったんだね。

□ 繊維のようなものであれば、毛糸などでもミノを作る。
なるほどなるほど、材料は自由なんだ。

□ オスはふ化しても口がないので蜜を吸うことはなく、メスを求めてひたすら移動し、メスと交尾を済ませると死んでしまう。
あらまあ、はかない人生ね。

□ メスは羽がなく、ミノの中で、ひたすらオスを待ち続け、交尾のあと、ミノの中に1000個以上の卵を産み、ふ化するのを見届けてから殻から落ちて死んでしまう。
メスは一度も外の世界に触れる事もせず死んじゃうのか!



ミノ虫は、ただ子孫を残すめだけに生きているみたいだね。
それとも、ミノをオシャレに作る事が、人生の楽しみなのかも。
もしかしたらこのミノ虫は、夕涼みに現れるご先祖さまたちと、毎日雑談するのが楽しみだったりなんかして。


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2016年08月05日

カタバミは母の優しさの中で花を咲かせる

家の回りや道ばたなどで、こんな草を見た事はありませんか?
カタバミです。

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カタバミに恨みつらみはないけどさ、壁のすき間とか、石の間とかからでも生えてくるっしょ。
畑になんか、わんさと生えちゃう。
むしってもむしっても生えてくるから、もういヤになっちゃって、ついには除草剤!!てな事になっちゃいます。



でも、よくよくみれば、黄色いその花は小さくて可愛いもね。
それに、どんなに踏まれたって生えてくるもんだから、子孫が絶えない!という事で、カタバミのハートの花びらをアレンジした家紋も多いです。



最近になって、カタバミの花言葉が『母の優しさ』(他に『喜び』『決してあなたを捨てません』)ということ知りました。
この小さな花に、そんな深い花言葉がついていとは・・・・



確かに、無数に広がるカタバミのハート葉っぱを見ていると、『母の優しさ』も、それと同じくらいの数はあるかもしれないです。
草削りでガリガリ削られたり、ポイポイ投げられちゃっても、母は諦めずにハートをいっぱい作り続けるもんね。
そして、『決してあなたを見捨てません』。



なんだか草むしりするのが可哀想になってきちゃった・・・と、一瞬、心がひるんじゃっけど・・ダメです!むしっちゃいます。

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2016年08月02日

公園にも林にもアジサイいろいろ

札幌は今、アジサイが見頃になりました。
1つの束の固まりから、青や紫、ピンクや白など、いろんな色の花が楽しめますね。



公園などでよく見かけるアジサイは、みんな同じだと思ったら違っていました。
手鞠のようなアジサイは『西洋アジサイ』と言って、日本原産のアジサイが西洋で改良されて戻ってきたものだそうです。
花束も大きくゴージャスになっちゃって日本に戻ってきたってわけね。



それに比べると、昔からずっと日本に住んでいる『ガクアジサイ』は、ちょっと控えめ。
手鞠にはならず花たちはみんな上を向いています。
近所の公園に咲いているこはガクアジサイでした。
私は、このアジサイを見て、だんだん丸くなるのかなって思ってたんですよ。

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林の中でもアジサイに似た花が色々ありますよ。
例えばこれ、よその木に巻き付いて成長するツルアジサイ。

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それからこれはオオカメノキ。

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あと、こっちは、今咲いてるエゾアジサイ。

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みんなアジサイみたいでしょ。




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2016年07月30日

ミズヒキは、北海道と南国を結ぶ紅白の草

■ ご祝儀に結ぶ水引のように細いミズヒキ

林の中に、細く長い草が踊っています。
茎の太さといい、不規則なしなやかさといい、ご祝儀につきものの水引に似ています。
この草の名前は、まさしくミズヒキです。

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■.上下で花の色が紅白に別れているからおめでたい!

私は、この茎の姿が似ているからミズヒキという名前なのだと、ずーっと思っていましたら、それは違いました。
直径5mmにも満たないこの花は上下で色が違うんです。
それが、ご祝儀袋の中央で結ばさっている水引の紅白に似ているからだそうです。



よくよくみれば、あらまー本当です。
上の花びらはピンク色、横に広がる花びらは、ちょうど中間で赤から白に変わってる。
そして、下の花びらは白い色をしています。

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■ 下から見れば真っ白? 上から見たらピンク色?

この花を見た昔の人は、『上から見ると赤に花に見える、下から見ると白い花に見える』・・・・・・・・と考えたそうです。
ん〜〜理屈はわかるけど実際に寝っころがって見上げても、真っ白には見えないともうけど・・・・
でも、・・・・もしかしたら見えるかも・・・・いや見えるんでないかい・・・きっと見える、なんだか真っ白に見えちゃうような気がしてきちゃった・・・



■ミズヒキは北海道から沖縄まで結んでいる
ところでこのミズヒキは、北海道から沖縄まで見る事ができるそうです。
北海道の過酷な寒さにも、沖縄の猛烈な台風にも負けない順応性は、ホントすごいですね。
南国のミズヒキは、もしや巨大化して大きな花を咲かせているのかしらと思いきや、なんと鹿児島県や沖縄県では絶滅危惧種になっているそうです。

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植物は、南からやってくる風の匂いか何かで、遠くの仲間を感じる事ができるのでしょうか。
もしそうだとしたら、北海道のミズヒキ達は、薄れ行く仲間達の匂いを、悲しくもどかしく思っているかもしれないね。





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2016年07月28日

鶴の恩返し、ツウは丹頂鶴だったの?

北海道の釧路湿原に多く生息している丹頂鶴。
一時絶滅の危機を乗り越え、今では数も増えため、北海道では今後の保護活動を見直す方針になったそうです。
釧路の丹頂ツル自然公園やエサ場意外でも、たとえば畑や民家の傍など、人の暮らしのすぐ近くで地面をついばんでいる丹頂鶴を見た時は、おお〜これが自然かーって感動しました。
丹頂鶴は渡りをしないそうなので、もしかしたら札幌にも飛んで来る日がくるかもしれないですね。



日本の昔話で『鶴の恩返し』というお話をご存知でしょうか。
『ある晩、与ひょうの家にやって来たのは、名前をツウという美しい娘だった。ツウは与ひょうの家で暮らし始め、ひとり反物を織り始める。 ツウは、反物を織っている時には絶対に部屋を覗いてはいけないという約束をして、毎回それはそれは美しい反物を織り上げた。
ある日、与ひょうは約束を破って、部屋の中を覗いてしまう。
するとそこには自分の羽を抜いては反物を織っている鶴の姿が。
ツウは、与ひょうが以前、罠から助けてやった鶴だったのだ。
「与ひょうさん、姿を見られたからには、もうここでは暮らせません」
謝る与ひょうの願いも届かず、ツウは空高く飛んで行った。



このお話は、佐渡島の民話が始まりだそうです。
佐渡島と言えばトキが有名だけれど、ツウが飛び立った空は、佐渡だったんです。
丹頂鶴は、昔は佐渡は勿論、日本のもっと広い範囲に住んでいたそうです。



ところがここで1つ疑問が。 私は、日本の鶴と言えば丹頂鶴しか知らなったもので『鶴の恩返し』の鶴は丹頂鶴だと思っていました。
したっけね、日本には、ナベヅルやマナヅルという鶴も渡り鳥でやって来るという事を知って、もしかしたら違う鶴?と思ったもので、ナベヅル・マナツルってどんな鶴なのか 日本野鳥の会で調べてみました。
ん・・・私が絵本で見た鶴じゃないみたい。
それに、両方とも飛来地は九州などの日本の南らしい。
さらに、数年前には佐渡に丹頂鶴が飛来したというニュースも発見!
という事はやっぱしツウは『丹頂鶴』だった?!



与ひょうに姿を見られ、悲しみながら北海道にやって来たツウだけど、与ひょうさんを許してあげたくなって、佐渡に帰っていったのかもしれないね。

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<2005/12釧路にて撮影>




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2016年07月06日

クリオネは、夏でもお菓子屋さんに住んでいる

氷の妖精『クリオネ』。
季節にとらわれず、いつも見られる場所が、白い恋人パーク。

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先日、お客さんを案内して出かけてきました。
いつもながらすんごい賑わいでした。

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そこのね、入り口に入ってすぐの所に、こんなにいっぱいクリオネがいます。

160711恋人パーク-クリオネ001.jpg



以前、根室の食堂に行ったとき、お店のお兄さんが、冷蔵庫からクリオネの入った瓶を取り出して見せてくれた事がありました。
お話によると、クリオネにはエサを与えなくても大丈夫なんだそうです。
「このクリオネはね、4ヶ月間、冷蔵庫で飼ってるよ」って言ってました。
クリオネは水の冷たい所に住んでいるので、普段は冷蔵庫で飼っているそうです。



クリオネと言えば、エサを穫る時がすんごいもね。
触覚をヌーっと伸ばしてガバ〜〜っと獲物をつかみ取る。
氷の妖精が、いきなり悪魔のように変貌するもんだから、ヒエ〜っと衝撃を受けたもね。
調べてみても、クリオネの事は今だよく分かっていないらしく、”寿命は2年程?エサは一生に数度?” と言われているそうです。


クリオネにすれば、エサを食べるなんて一生にほとんどないことだから、つい興奮してガバ〜〜グワワ〜〜〜っとなっちゃうんだべかね。
白い恋人パークに行ったら、クリオネをちょっと覗いて見るのもカワイイですヨ。

160711恋人パーク003.jpg



白い恋人パーク
北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
http://www.shiroikoibitopark.jp/





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2016年07月02日

葉っぱの上のピンクのカプセル、その中身は

緑が深くなり始めた頃、木の葉っぱに実のようなものが付いているのを見た事はありませんか?

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この桜の葉にも、とってもきれいなピンク色の実がついています。

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以前、別の木でしたが、不思議に思って、取って開いた事があるんです。
知らないっていうのはすんごいよ。
私、老眼なもんで、コブを開いてじっーっと見てたわけ。
したらさ、そのコブの中で、小さな虫がウヨウヨ・・・・と動いていたんです。
ヒエ〜〜〜・・・・


あとで調べてみたら、それは『虫えい』というもので、一般的には『虫こぶ』って言われるものでした。
『虫こぶ』はね、ダニやアブラムシなどの幼虫が、植物に寄生して作るコブだそうです。
気持ち悪いけど、虫こぶの中には染料や医薬品として使われるものもあって、人の役にたっているものもあるそうです。
その事を研究した人ってすんごいね。



じっと見ているだけだと、とってもきれいですけど、気になったら、つまんで開いてみるのもいいかもね。
私はもういいけどさ。

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2016年07月01日

アカゲラのヒナもうすぐ巣立ち

どこからともなくピヨピヨと泣き声のする木を見つけてから2週間は過ぎたでしょうか。 アカゲラが巣を作っていました。

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最初は、か細い声でしたが、今では少し離れた所からでもピヨ・・ピヨ・・ピヨ・・って、まあ賑やかに聞こえてきます。
親鳥が巣を離れたあとは、少しするとだいたいみんな鳴くのを止めるのに、1羽だけが、ずーっと大きな声でピヨピヨ鳴いているんです。
『エサもらってない〜』とか訴えているのかしら、それともとにかく元気なのか、いろんな子がいるもんです。



木の下に近づくと、必ず親鳥が何処からともなくやってきて、かん高い声でピーピーって鳴き出します。
『人間がきたよ、みんな静かに!!』
なのに、ヒナ鳥たちは、そんなのおかまいなしにピヨ・・ピヨ・・ピヨ・・鳴いている。
ピヨピヨとピーピ=の大合唱!!
鳥の世界も親は大変です。

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ここ数日、その鳴き声は一段と大きくなって、親鳥はもう巣の中には入れない様子です。
ヒナが大きくなった証拠でしょう。
もうすぐ巣立ちのようですね。

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2016年06月29日

モンシロチョウとアリウム・ギガンチウム

札幌は青空が広がりました。
日差しがまぶしくて、ちょっと歩けば汗が落ちる暖かさ。
手稲の町を南から北方向に向けると、こーんな空でございます。
遠くにうっすら見える山の稜線は、稚内方向です。

160629空01.jpg



初夏を感じてか、ちょうど今頃咲いてくれるボールみたいなこの花。
頭が重たいだろうにまっすぐ高く伸びるので、頑張りやさんだわあと毎年感心させられています。
名前はアリウム・ギガンチウムというそうです。 ・・・・・・・でもこの名前、きっと、すぐ忘れちゃう。
自分では、紫ボンボンという事にしてるもね。



160629蝶とギガンチウム02.jpg



青空をバックに写真を撮っていましたら、ちょうどモンシロチョウがやってきまして、パチッ!
写真を見てみたら、チョウチョの羽根の向こうに、空の青さが見えていました。
子どものころはさ、よく捕まえたけど、そしたら羽根に付いている白い粉が指についちゃって、チョウチョはヒョロヒョロしながら飛んで行ったっけ。
あの粉は鱗粉(りんぷん)といって雨にも濡れない毛のようなものだそうです。
あのときの私が散々触った蝶は、雨や露に濡れて、すぐ死んじゃったでしょうね。
羽根はこんなに薄いんだもん。


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ところでこの花、アリウム・ギガンチウムの花言葉はなにか調べてみました。
『深い悲しみ』『正しい主張』『円満な人柄』・・・統一性がないんでないかい?
まいっか、花が自分で決めたわけではないのだから。
他の誰かの言う事なんて気にせずに、空に向かってまっすぐ伸びれば、ほらね、時々モンシロチョウが会いにきてくれるべさ。






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2016年06月21日

スズメバチの巣は駆除されましたが

「すみません、蜂の巣ってどのあたりでしょうか」
スズメバチの巣を駆除にきた業者さんが、事務所を訪ねてきました。
さっそく外に出て、薮の下を覗き込み、
” ほら、あそこですよ 、ほれほれ ” と指さして見せました。



「あ、ここか」
業者さんが3人ほど集まって、「ここだここだ」とか言いながら、長いぼっこ(棒)で示しながらみんなで確認しあっています。
おせっかいなおばさん(私)は、
”まだ、一匹だけど、そろそろ子どもたちが生まれる頃じゃないかと思うんですよ” なんて、業者さん相手にずうずうしくも言っちゃう。



その中の若い人が、逃げ腰の体勢で、巣の入り口からスプレーをプシャーーーーっと噴射。
おお、この後はどうなるんだとろう。
私は留守番だったから事務所は空っぽ。
戻らなくっちゃいけないけれど、このあとの展開も見てみたい!



それから、一人が長いぼっこを巣に引っ掛けて、もう一人が袋を下からかぶせようとしています。
監督さんらしきおじさんは、その様子を少し離れた所から見ています。
したっけさ、袋の中に入るはずの巣がコロンと地面に落ちました。
わわ〜〜〜・・・
みんな、一瞬散る。



蜂は出てきません。
それからおもむろに近寄って、再びぼっこでチョイチョイ。
私も少し近寄ってみる。
蜂は・・・・留守みたいです。



そうなったら こっちが強いもね。
業者さんたちは、ぼっこで、巣を開けて「あ、卵だな」とか言ってる。
事務所に戻るフリをしていたけれど、またまた傍によって見に行っちゃった。
おお・・・まだ白い米粒みたいです。
メガネしてくればいかった!!惜しい・・・
それから、巣は分厚いビニール袋に入れられて、ひとまずは一見落着しました。



できれば、女王蜂の滞在中に駆除ができればよかったですね。
彼女はどこかで子どもたちの為に飛び回っていたのでしょう。
戻ってきたら巣がなくて、びっくりだね。
でも、また新たな巣を、どこかで作り始めるそうです。


スズメバチが巣を作っている様子はこちら
http://dabesatuusin4.seesaa.net/article/438995283.html


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posted by ぽぷら at 21:19| Comment(4) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

石をはぐらなくても分かるニホンザリガニ

 ” 川の水にとけたDNAを調べると、ニホンザリガニが生息しているかどうかがわかる ”という方法が開発されたそうです。
ニホンザリガニは、あまり流れが急でない石の下などにいるのが好きみたいで、石を持ち上げてじっと見ていると、舞い上がった砂のモヤモヤの中から、ソロソロソロって這い出てきます。
今まで調査をするときは、何度も何度も石をはぐって探していましたが、この方法を使えば、チョチョイと水を調べるだけでニホンザリガニがいるかどうかがわかるという事ですね。
他の生き物にも応用できそうですね。



ニホンザリガニの生息地は、北海道と東北周辺。
ちょっとずんぐりむっくりの体型で、昔は山の沢にいっぱいいたんだけれど、今では外国出身の大きなウチダザリガニなどに制圧され、絶滅危惧種になっているそうです。



ニホンザリガニよ、お前もか・・・・・ 私もね、列車のシートに座ってるとき、大きな体の旅人風の西洋人が二人、私の前に立って英語?でおしゃべりを始めた時がありました。
そしたら、なんかしらないけど緊張して、気持ちはすっかり借りてきたネコだったもね。



何年か前、近所の沢でザリガニを見つけたときがあったもので、写真を探してみたら、2012年5月とありました。
現在その沢は、以前よりもっと小さくなっているので、ザリガニが住んでいるのかどうだかわかりません。
でも、何処かで命を繋いでいるに違いない・・・と信じてみたくなるのでした。



こちらがその時のザリガニです。

12.5.14ニホンザリガニ1.jpg


12.5.14ニホンザリガニ2.jpg



ニホンザリガニとウチダザリガニの違い
ニホンザリガニ・・・体長5cm~6cmくらい。体・足・がふとく、ずんぐり。
ウチダザリガニ・・・ニホンザリガニよりも大きい。ハサミの付け根に白い模様がある。
(ウィキペディアによる)



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posted by ぽぷら at 21:50| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

雨の力で種を撒くリンドウ

林の中で見つけたのは、花びらが2枚しかない花?
まるでヒナ鳥がエサをおねだりするときのクチバシみたいでないかい。
もしや、珍しい花???なんだかワクワクしちゃうっしょ。

0296.jpg



さっそく自宅に戻って検索してみるも、最初は なかなか見つける事ができませんでしたが、やっとわかりました。
これは、フデリンドウの種のようです。
花が終わったあと、中から両手で包み込んだような子房が伸びて、その後、2つに割れて、中から種が現れるというものでした。

0305.jpg



そういえば、ここに咲いていた時の写真があったはず!
おお、これこれ!
5月の13日に撮ったものです。

160513.jpg



あれから約一ヶ月。
くちばしの奥に見えるのが種ですね。
植物たちは、自分の種を、風や鳥の他にも、アリたちにも協力してもらって種を運んでいるという事がわかりました。
それじゃあ このリンドウはどうやって種を運ぶのかな・・

0318.jpg



さっそくパソコンで検索です。
ポチポチ・・なになに、”フデリンドウが種を地面に落とす方法は雨である。”
雨?!
雨が降るのをひたすら待って、雨が降ったら、あるものははじき飛ばされ、あるものは溢れた水滴からこぼれ落ちる。
こうして、フデリンドウは種を落としていくそうです。
ということは、みんな、近くで花を咲かせるって事かな。



そして、雨が降った今日、あのフデリンドウの種はどうなったんだろう。
雨があがったのをみはからって、行ってみました。
あった! おとといまでは花の中に種があったけれど今日はなくなってる。・・・・・

0474.jpg



雨の力、恐るべし。 それを利用するリンドウも、さらに恐るべし。
小さいけれど、頭脳派ですね。




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posted by ぽぷら at 22:22| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

カタクリの種を運ぶアリ発見!

雪解けあと、5月の林を紫に彩ったのはカタクリの花でした。
今では花の影も形のないけれど、その変わり、種の入った大きな実を付けていました。

0323.jpg



植物って、種を運んでもらう為に色々な方法を考えますよね。
例えばタンポポやポプラのように、種を風に乗せてフワフワ飛ばして遠くに運ばれるものや、美味しい果物を作って鳥たちに食べてもらって遠くに運ばれるもの。



カタクリも考えたんだべね、高い木々で覆われているカタクリは、風が吹いても空には飛んでいけないし、かと言って、鳥たちのお腹を満たすくらいの果実は作れない。
したら、どうすりゃいいのさ!!
私ならもうここでガクっときちゃうわ。



カタクリはさすがだね、” アリなら運んでくれるんでないかい?! ” と気付いたんだね。
そこで、アリが大好きな『エライオゾーム』という物質を種に付けて、アリに食べさせてあげるかわりに、遠くに運んでもらう事にしたというのです。
アリはセッセとカタクリの種を運んで、美味しい『エライオゾーム』を食べたあとは、種をポイ!っと捨ててしまうそうです。
カタクリはこうして子孫を増やしていく事に成功しました。

0337.jpg



論より証拠、アリたちが種に集まっていました。
これで、来年はまた、少し離れたどこかに、新しいカタクリの芽が顔をだしますね。

160428カタクリ2.jpg
<2016,5月撮影>



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2016年06月15日

スズメバチが巣を作った20日間の記録

5月25日。
草むらの中に入っていくスズメバチがいました。
もしかしたら、このあたりにスズメバチの巣があるのかも知れないと思って草の下を覗いてみると、一匹のスズメバチが、口から何がグッチャカミカミしたものを、木の枝に貼付けています。
巣をこしらえているようでした。
という事はもしや、このハチは、女王蜂!?
小さな細い枝には、すでにラッパのような形のものが出来ています。


彼女は、数分の間、その作業をしてから、また何処かへ飛んで行きました。


160614スズメバチ00.jpg



160614スズメバチ001.jpg



160614スズメバチ002.jpg



160614スズメバチ003.jpg



次の日、どうなっているかしらと見てみると、いたいた・・・

160614スズメバチ004 26.jpg



相手はスズメバチだから、おっかなびっくりだったけど、彼女は巣を作るのに夢中なのか、私を威嚇する事もしない。
今は最初の子どもたちを増やす事にだけ集中しているのかな。
このまま、数日の間、様子を見て見る事にしました。



こちらはその翌日、27日の巣の様子です。
すでに、幼虫の部屋が6個作られていました。
そして、中には白い卵のようなものも。

160614スズメバチ005 27.jpg



28日。
巣を横から見た所です。
大きな傘ができています。
幼虫のベッドを守るための外壁ですね。

160614スズメバチ006 28.jpg



29日。 幼虫のベッドは6個。
夫々に卵が産みつけられています。
調べた所によると、種類によっては若干違うけれど、スズメバチは卵で5日ほどすると幼虫になって、4度ほど脱皮を繰り返すそうです。
最後の幼虫の時期になると、部屋に繭のようフタを作り、一ヶ月ほどでスズメバチになるそうです。
部屋は6角形をしていますね。
地球上でもっとも安定した形が6角形なんだそうですよ。

160614スズメバチ007 29.jpg



5月30日。 彼女の作る巣の傘はだんだん大きくなりました。
直径は5センチくらいでしょうか。

160614スズメバチ008  30.jpg



5月31日。 巣には、模様ができています。
材料は、木の皮や草などを噛んで唾液を混ぜ合わせたものだそうで、和紙みたいに見えます。
色の違いは、そのときの材料の違いで変わるんでしょうね。
確かに、草を噛み噛みしているときもありました。

160614スズメバチ009--31.jpg



6月2日。 この頃になると、巣はテニスボールくらいの大きさになっていました。
巣の下の鏡をそーっと入れて観察します。
ベッドは9個になっています。
疲れているのか、じっとして動きません。

160614スズメバチ010-2.jpg



6月4日。
卵を見てから10日ほどが過ぎました。
見た目は変わらないように見えるけれど、もう、一回目のサナギになっているのかな。

160614スズメバチ010--4.jpg



6月7日。
彼女は今日も休んでいる様子です。


160614スズメバチ011--7.jpg



6月9日。
巣は殆ど丸くなってきました。

160614スズメバチ012-9.jpg



6月12日。
巣はすぼまって、奥の様子を伺うことはできなくなりました。
でも偶然、お日様が鏡に反射して、巣の中が明るくなりましたよ。

160614スズメバチ013-12.jpg



6月14日。 観察してから20日くらいが過ぎました。
スズメバチの巣の外側が完成したようです。
サナギも、もしかしたら次の脱皮を終えたかもしれないです。



このスズメバチが、なんという種類かはわかりませんが、彼女がたった一人で巣を作っている様子を観察できたのは、とても貴重な体験でした。
でも、あと10日もすると、最初の子どもたちが生まれてきそうです。
彼女には申し訳ないけれど、そろそろ、役所に駆除のお願いをしようと思います。

160614スズメバチ014-14.jpg


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posted by ぽぷら at 00:17| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

セキレイも巣立ち、遅れたって大丈夫

公園の階段に、ふわふわの鳥が2羽います。
少し近くに寄ってみても、そんなに警戒するわけでもなく、ただオドオドしている様子です。
クチバシが黄色い、ヒナ鳥ね。

セキレイ001.jpg



セキレイ010.jpg



近くの木にエサをくわえたセキレイが飛んできました。
ここでも、巣立ちの時期を迎えたようです。

セキレイ003.jpg



ヒナの1羽が、親鳥のいる木の上に飛び上がりました。
残されちゃったヒナは、戸惑ってピーピー鳴いてる。

セキレイ002.jpg


セキレイ004.jpg



親鳥は、今度はもう少し離れた道路のふちまで飛んでいきました。
最初に飛んだヒナも、すぐその後を追って飛んでいくと、 親鳥は、頑張ったヒナにご褒美のエサを与えていました。

セキレイ007.jpg



セキレイ008.jpg



そのころ、階段に残っていたヒナが、やっと木の上にやってきました。
でもほらほら、お母さん(お父さんかも)はもうあそこにいるよ。

セキレイ005.jpg


セキレイ006.jpg



生まれた日によっても、成長の過程は異なるのでしょうが、その子の性格もあるのかもしれないと思いました。
食いしん坊で素早くサササっと飛んでく子、要領は悪いけれど、おっとりした優しい子。
どちらも、ちゃんと大人になるのでしょうが、人間と違うので、こんなに動かないでいると、カラスや猫につかまっちゃうんじゃないかと、余計な心配をしてしまいました。



遅れて木の上に止まったセキレイのヒナは、しばらくするとパタパタとセミみたいにぎこちなく飛んで、駐車していた車の屋根に不時着。
そしたら屋根が滑るもんだから、カシャカシャと足を滑らせ、親鳥のいる木にやっとこさ、たどり着きました。
最初はハンディがあるけれど、この子もちゃんと、大人になるんだと思う。
頑張って、鳥のピカピカ一年生。



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2016年06月05日

北海道のカササギも豊臣秀吉が連れてきた?

苫小牧の近くの勇払(ゆうふつ)の公園に車を止め、一休みする事にしました。
そのへんを歩いてみようかな・・・ 車から降りて手足を伸ばしていると、目の前を、お腹が白いカラスが、スーっと滑空していきました。
お腹が白い?



不思議に思っているうちに、あっちの木の中からカアッカアッって声がする。
いた、あの鳥だ。

160605カササギ009.jpg



やっぱしカラスみたいだし、お腹も白いね。

160605カササギ008.jpg



飛んでいっちゃったと思ったら、木の中からも声がする。
そーっと下に潜って上を見上げたら、いる!2羽も。

160605カササギ001.jpg



私が木の下から見上げたもんだから、ハっとしたんだべね。
それまでグワグワ言っていたのに、まん丸い目をして動かなくなりました。
でも、なかなかじっとしてる事ができないのか、モジモジと羽根や足を動かしだしました。

160605カササギ002.jpg



この2羽は、ちょっとクチバシが黄色いね、まだヒナ鳥だんだ。

160605カササギ003.jpg



160605カササギ004.jpg



カアッカアッカ!!
頭の上から声がする、親鳥のようです。
さっき飛んでいったのは、私の目をそらす為だったのでしょうか。
子どもたちの傍にやってきた人間に怒ってるんだべね。

160605カササギ005.jpg



帰宅してから調べてみたところ、この鳥は、『カササギ』というカラスの仲間という事がわかりました。
このカササギ、豊臣秀吉が朝鮮出兵した時に、佐賀藩士が持ち帰って野生化したのではないかと言われているそうです。
なので今でも、カササギは佐賀県を中心とする九州地方に多く生息しているとか。



それが最近、苫小牧付近でも見られるようになったそうです。なして寒い北海道まで来たのか不思議。
苫小牧あたりは、すんごくシバれるっしょ。
このまま生息範囲が広がると、そのうち札幌でも見かけるようになるかもしれない。
そうなったら近所のカラスたち、今までどうり、のほほ〜んとはしていられなくなっちゃうね。




車に戻って少しすると、さっきの親鳥でしょうか、道ばたでエサを探しているようでした。
私が邪魔したもんだから、子どもたちのエサ、探せなかったのかも、ゴメンネ。




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2016年05月31日

身近に咲いてる欄の花

欄の花が近所の林にも咲いているという事を知ったのは、ちょうど去年の今頃です。
今年も咲いているかしら・・・・行ってみよ。



林の中は樹木の葉っぱが生い茂って薄暗くなっています。

160530林のようす01.jpg



確かこのあたり・・・・
散策路を歩いていると、ありました!
これ、ササバギンランという欄の花。
写真のササバギンランの背の高さは20センチくらいでした。
ラン科キンラン属だそうです。
お店で売られている欄の花とはちょっと形が違いますね。

ササバギンラン001.jpg



ササバギンラン.jpg



もう1つは薮の中に咲いてたコケイラン。

160531コケイラン003.jpg



茎がすーっと立っていて、花の大きさは1cmにも満たないけれど、ちゃんと花屋さんでもよく見る欄の形をしています。

160531コケイラン001.jpg



白い大きな花びらはリップとか唇弁、舌弁と言うそうで、虫に ”こちらにいらっしゃ〜い” とアピールするためではないかと言われています。
確かに、私が虫だったら、着地しやすい形と思うんじゃないかな。
しかものこコケイラン。
よーく見ると、赤い点々模様が付いています。
虫への誘導灯でしょうか。

160531コケイラン002.jpg



しゃがんでじーっと見ていたり、写真を撮ったりしていると、なんとなーく腕がチクチクします。
気付けば蚊の団体が獲物にまとわりついてる!
腕を回して払っても払ってもキリがなくって、とりあえず退散。
今度は虫除けスプレーをかけて、殺虫剤も持って行ってやるぜ。




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2016年05月21日

名前よりも恐ろしいマムシ草

マムシ草、見た事ありますか?
木漏れ日のあたる林の中や、茂みの中にスーっと立って咲いています。
名前を知っちゃうと、まるで、蛇が頭をもたげているようなかっこうに見えます。

160513マムシグサ005.jpg



それに、この模様。
昔、蛇を見たときは、ビックリこいて逃げるのに夢中だったから、あとで、 ”あれはマムシだってよ” とか言われても、マムシの模様なんか覚えちゃいない。
でもきっと、マムシってくらいだから、この模様は似ているんだろうなあって思う。
でも、このマムシ草、わかってびっくり、本当にマムシみたいに怖いのであった。

160513マムシグサ003.jpg



マムシ草は、栄養のある場所で育った方がメスになる。
林の中を観察してみると、確かに、背の大きい立派なマムシ草がメスの場合が多いようです。

160513マムシグサ004.jpg



さて、ここに一匹の虫がやってきて、雄花の中に入ったとします。
蜜を採るのに夢中になっているうちに、花粉をいっぱい付けて花の奥におっこちてしまいました。
でも、大丈夫、雄花の底にはちゃんと、虫の出口が用意してあるのです。

160517マムシグサのオス001.jpg



ああ、いかったいかった。
虫は雄花から外に出ると、今度は雌花に入りました。
これで、マムシ草は受粉する事ができました。



さて、虫は外に出ようと思いました。でも出口が見当たりません。
マムシ草のメスには、出口はついていないのです。
花びらは、すき間がないように、しっかりと重ねられています。
虫はバタバタもがけばもがくほど、花粉は雌花にしっかりと付いて受粉されるも、あわれ、マムシ草の餌食になる運命であった・・・・・・
子孫を残すために、すさまじい手段を使うマムシ草って、怖い・・・・

160517マムシグサのメス.jpg



ということは、雌花は、雄の花粉を付けた虫だけが必要なわけで、そうでない虫が来ても、外に出さない事になる。
恐る恐る、マムシ草の雌花の中を覗いてみました。
虫は・・・・・いない・・・・
この雌花は、まだ虫を餌食にはしていないようです。
なんだか怖いマムシ草。

160517マムシグサのオス002.jpg



私の懐も深いわよ。



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2016年05月18日

意地悪?な父鳥カワラヒワ

日当いい手稲墓地は、小鳥たちのお気に入り。
そういう私も時々、散歩に行くけどね。
墓石の上にいたのはカワラヒワの親子のようです。



160516カワラヒワ001.jpg



” お父ちゃん(頭部分が深緑なのでオスだと思うので)、エサちょうだい!”

160516カワラヒワ002.jpg



” ねえ ちょうだい! ”

160516カワラヒワ003.jpg



” そんな羽ばたき方じゃ弱いべや ”

160516カワラヒワ004.jpg



” じゃあ今度はどう? ”
” ぜんぜん ”

160516カワラヒワ005.jpg



” じゃあ、こーんなかんじ! ”
” まだまだだな ”

160516カワラヒワ006.jpg



” ン〜〜〜! これでどうだあ〜!”
” おお〜! どっしようかな〜 ”

160516カワラヒワ008.jpg



” 惜しい、もうちょびっとだなあ ”
160516カワラヒワ009.jpg



お墓の清水さんも気がきではないかもね。
このあと、父鳥はエサをあげずに飛びました。
ヒナも必死で後を追ってバタバタと飛んで行きました。
きっとヒナに飛ぶ練習をさせていたのではないでしょうか。



でもヒナ鳥は、きっと ”エサをくれないお父ちゃんいじわる〜!” って思ったかもね。
親の心、子知らず。
自分も子どもの頃はそうだったわね。



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2016年05月11日

不思議な組み合わせハウチワカエデの花

花は不思議と思う事がありました。



まだ新緑の林に可愛く目立つ赤い花。ハウチワカエデという木の花です。
いかにも ” 縮こまっていたよ ” というようなシワシワの花びらが面白い。

ところで、花には3つの種類があるそうです。

160408もみじ003.jpg



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  = 植物の花には雄花・雌花・両性花の3つの種類がある。 =

○ 多くの花は、雄しべと雌しべがある両性花である。
まるほどなるほど、理科で習ったもね。
花の中心にあるのが雌しべで、その回りに何本かある花粉を付けたアンテナにたいなものが雄しべだね。

160511めしべおしべ.jpg

○ 「おしべ」だけを持っている雄花(おばな)」
○ 「めしべ」だけを持っている「雌花(めばな)」である。



植物は、この3種類の花から何を選ぼうかと考えました。
桜やタンポポ、スイセンなど、多くの花は、雄しべと雌しべがある両性花を選びました。
キュウリ、スイカ、カボチャは1つの株に雄花と雌花を別々に咲かせる雌雄異花(しゆういか)にしました。
イチョウは、動物と同じように、雄と雌の木を分けて花を咲かせる雌雄異株(しゆういしゅ)を選びました。



いくら雄雌両方の花を咲かせられると言っても、同じ株の花同士ではなく、できるだけ異なる遠い遺伝子と結ばれて強い子孫を残したい。
それにはどのパターンにしたらよいのかを、一生懸命に考えたんでしょうね。



したっけさ、このハウチワカエデの木なんだけど。
ウィキペディアによれば、なんと、雄花と両性花の2種類の花を咲かせるとありました。
雄花と両性花・・・それって、男性が多いってこと?女性がモテる?
植物だけど。



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2016年05月10日

札幌の名前がついたサッポロスゲ

生き物でも星でも、地元の名前がついていると、ちょっとうれしい。
この草の名前は『サッポロスゲ』(別名はハナマガリスゲ)。
初めて見つかった場所が札幌だったからだそうです。

160503サッポロスゲ001.jpg


160503サッポロスゲ002.jpg



てっぺんから生えてくるモジャモジャが、パスタを絞り出しているようで面白いです。

160503サッポロスゲ004.jpg



つぼみの模様も芸術的。
でも、もっと面白いのは、茎からもモジャモジャが生えているところです。
その自由な生え方がなんというか・・・・虫みたい・・・・。

サッポロスゲ ハナマガリスゲ05.jpg



うすく黄色みをおびた花は、2.3日もすると、こんなふうに枯れてしまします。
特別ゴージャスとかじゃないけれど、サッポロスゲのちょっと変わったスタイルがいいね。
札幌つながり、なんだか応援したくなったべさ。

160908サッポロスゲ.jpg



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2016年05月06日

ヒメオドリコソウは地面から見るときれい

草むらのひだまりに、小さな紫色がポツポツと見えました。おお、咲いてる!
ヒメオドリコソウです。

160503ヒメオドリコソウ001.jpg



上から見るだけだと、ただの紫色のポツポツしか見えません。
しかーし!メガネをかけて、おもいっきししゃがんで地べたと同じくらいの目線、できれば下から覗き込む。
すると・・・メガネが落ちる・・・・再びかけ直す・・・・するとこんな姿が見えるんです。

160503ヒメオドリコソウ004.jpg



オドリコソウという名前は、すげ傘をかぶった和服の女性たちが円を描いて踊っているように見える事から、この名前がついたそうです。
小さいから、ヒメが付いて、ヒメオドリコソウなんですね。
そう言われて見ると、ホント、すげ傘をかぶって踊ってる。
いや、もうそうにしか見えない!!
カメラのレンズは大きく見えるから、老眼にはとっても助かります。おお、きれいきれい。

160503ヒメオドリコソウ002.jpg



ヒメオドリコソウは、毎年、なんとなく見てはいたものの、ちゃんとした名前とその形は、数年前に図鑑を見て初めてわかりました。
知っちゃうと、けっこう愛おしくなるもんだね。
好奇心を持った頃には老眼になっちゃてるも。もっと早くに気付いておけばよかったけれど、気付かないままで死んじゃうよりはまだいいか。



毎日、同じ生活をしている中で、まだまだ見えていないものがいっぱいあるのだいう事を、知れば知るほど、アセってくる今日この頃でございます。



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2016年05月01日

エゾオオマルハナバチ危うし!蜜取られる

花が咲き始めて、お尻のふわふわしたハチも飛び始めましたね。
花から花へ、大きな体で飛んでいるのはオオマルハナバチです。
急に出会ったらびっくりしちゃうけどね。
昨年の植物観察会でセイヨウオオマルハナバチというハチが「特定外来生物」という事を知りました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは、聞いたお話を元にお話しますね。
スーパーで売られている甘いトマト。
トマトの実が出来るのには花の受粉が必要ですね。
ハチがやってくれるといけれど、トマトの花は蜜を作らないので、なかなかハチが来てくれない!つまり、ハチにとっては人気のない花だったんですって!
それで農家では、人の手で受粉させるか薬品を使うなどしていたので、すごく手間がかかりました。



そこに輸入されるようになったのがセイヨウオオマルハナバチ。
彼らは、蜜を作らない花でも来てくれるので、農家は大助かり。
それで、甘くて品質のよいトマトがどんどんできるようになり、消費者の私たちも大喜び、めでたしめでたしでした。



ところが、中にはハウスから逃げ出すハチもでてきました。
ハチだもの、花粉しかないトマトのハウスよりも、蜜がいっぱいある花がいいにき決まってる。
彼らはそこでいきなり勢力を伸ばしていったのです。



日本にも、何種類のもハチがいるけど、ハチと花は昔から、夫々の仲良しが決まっているそうです。
例えば北海道にいるエゾオオマルハナバチはストローが長いので、エンゴサクなどの長い花と仲良し。
その地域で暮らすハチと花は、それぞれの関係を持ちながら共存していたのです。



ところが、美味しい蜜の味を知っちゃったセイヨウオオマルハナバチにはハチの世界の仁義なんて通用しません。
花から花へどんどん行っちゃう。
本当は長いスローを持っているエゾオオマルハナバチしか蜜の吸えない長い花も、横から短いストローをブスっと刺して穴を開けるという反則ワザで蜜を取っちゃうのです。
花は花粉を運んで欲しいのに、花の中に入らずに蜜を取られちゃったら、花粉を運んでくれないって事。
これでは受粉されなくなる可能性がでてきました。
このままでは、大切な在来種のハチも花も危うい・・・

北海道では、セイヨウオオマルハナバチを駆除するために『セイヨウオオマルハナバチバスターズ』http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/alien/seiyo/basutazu.htmを募集しているくらいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

見分け方は、セイヨウオオマルハナバチのお尻は白くて、エゾオオマルハナバチのお尻は茶色。
さて、このハチはどっちか・・・・



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160425セイヨウオオマルハナバチ006.jpg



おお〜!お尻が白い!
これはセイヨウオオマルハナバチに違いないべさ!!

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ここにもいました。

160428-ハチ.jpg




さて、こちらのハチは・・・

エゾオオマルハナバチ003.jpg



おお??

エゾオオマルハナバチ001.jpg



茶色い!この子はエゾオオマルハナバチですね!

エゾオオマルハナバチ004.jpg



このお尻のはじけあんばいは、まったくもってエゾオオマルハナバチ。

エゾオオマルハナバチ002.jpg



今のトマトがどれも甘くて高品質なのは、私たち消費者が求めるから。
ところがその代償が、こんな形で自分たちの環境にふりかかっているなんて。


最近では、セイヨウオオマルハナバチとエゾオオマルハナバチのカップルも誕生し、見分けの付かないオオマルハナバチが、『セイヨウオオマルハナバチバスターズ』の網の目を逃れているようです。
これから先、もしかしたら花の蜜だけに満足いかなくなったマルハナバチの突然変異が起こり、コーヒーにシロップ入れようとしている人間に突進してくるかもしれませんぞ。




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posted by ぽぷら at 16:46| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月27日

フキは余った水分を雫で落とす

フキの葉っぱに、大きな雫が鈴なりです。

160425フキ003.jpg



フキは、夜の間にたっぷりと水を吸い上げるので、余分な水は、葉の水孔(すいこう)と呼ばれる部分から排出するそうです。
水孔は小さな穴で、普段は呼吸や光合成のときに、酸素や二酸化炭素を出し入れしている部分だそうです。
でも、たくさん水分を吸い上げたときは、余分な水を外に出す役目もするんですね。
フキの中でも特に、若いフキが水を吸い上げる力も強いようで、こんなに大きな雫ができました。

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去年もこの雫に出会ったのが、ちょうど今頃。
朝のうちだけ見る事ができて、太陽が登ってくる頃には消えてしまいます。
以前、もみじさんに
”フキのおしっこなんですって” と教えてもらいました。
確かに、なるほど〜、わかりやすい。



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posted by ぽぷら at 15:13| Comment(4) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

コゲラ、出入り口完成あとは寝室

小さな体で、はっちゃきになって木に穴をあけていたコゲラ。
さて、あれから穴はどうなっているんだろう。
木の傍までくると、カッカッカっと音が聞こえます。
やってるやってる・・・・でも、穴しか見えません。

160426コゲラ001.jpg



しばらく見ていると、木クズを加えたコゲラが顔を出し、ペッ!と外に捨てました。
いた!体がスッポリ入るくらい深の穴になったんだ!頑張ったね。
さっそく、カメラを構えたけれど、しばらくたってもコゲラは顔を出しません。
そうか、木クズが取れないと捨てられないもね。



しばらく上を見ていると、おじさんとおばさんたちのグループがやってきました。
私がずっと上を見ているもので、
「何かいるんですか?」と先頭のおじさんが聞いてきました。
”ええ、あの穴に鳥がいるんです。顔を出してくれるのを待っていまして・・・・”



「そうなんですか!みなさん、あそこに鳥がいるそうです」
『え、どこ?どこ?』みなさんも一斉に上を見上げました。
「どこですか?」
” あの、木の股の少し上の・・・・”
その時、コゲラが顔をだしました。
『キャー顔出したよ!カワイイ!見た?見た?』



わわわ、この瞬間を待っていたのに。
コゲラはポイっと木クズと捨てると、また中にもぐってしまいました。
惜しかった・・・



「何ていう鳥ですか?」
”たぶん、コゲラっていう鳥だと思いますよ”
「みなさん、この鳥はコゲラという鳥だそうです」
『へ〜コゲラっていうんだ・・・・あ!また顔だした!』
ええ!
再びカメラを構えたときにはもう穴の中。
オヨヨ・・・・



「それではみなさん、先、行きますか、いやいやどうもどうも、ありがとうございました」
”いえいえ”
グループの皆さんが歩き出しました。
私が再び木を見上げると、グループのおじさんの声が聞こえました。
「あの鳥はなんて鳥なんだ?」



その忘れっぽさは私とおんなじだ。
もしかしたら、歳の同じ酉年か?
なんだか親しみ感じちゃったべさ。

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posted by ぽぷら at 21:31| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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