2016年06月17日

半分顔出し妖怪の正体は私か

先日、撮影に行った現場は、大きな建物でした。
ホールは体育館みたいに広くて、旦那さんは、隅っこの角でカメラを構えています。
私はというと、写真の中に入っちゃう余計なものを画角の中から避けるために、チョロチョロと動く。



設備屋さんが置いていった部品の入った段ボール箱は隣の部屋に移動させる。
壁際に置いてある脚立の足も、ちょっとだけ写っちゃうので、それもよける。
雑巾も落ちていたりする。



カメラを覗いている旦那さんに身振りで聞いてみる、”どう?これで画角からはずれた? オッケー?”
旦那さんは、『消化器!!』と指をさしている。
あ、そうかこれもか。
壁に置いてある消化器を持って、カメラの死角になる柱の裏側に隠しました。



”どう?”
オッケーオッケー、両手で大きな丸のポーズがでました。
あとは私が隠れるだけね。
サササ・・・っと小走り、奥の影に忍者のように隠れて、あとは息を止めるだけ(待つだけ)。

シーン・・・・・・

シーン・・・・・・

もういいかな・・・・まだかな・・・・オッケーの声が聞こえない・・・・・
旦那さんは、ヘンな写り込みがないか回りの様子を再度確認しているようです。



それにしても、まだかな・・・・・・もういいかな・・・・
ちょっとだけ、顔を出す。
パシャ!!
「写ったべ!」
!!すぐに引っ込めた。



今のカメラはデジタルだから、何枚シャッターをきっても大丈夫でいかったね。
あとで撮影した写真を確認していたら、向こうの影から、怪しい半分顔出し妖怪が写っていたのだった。


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posted by ぽぷら at 22:52| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

こういうのも仲間意識

新築された車の整備工場の撮影に出向きました。
工場内は奇麗に整理されていたので、備品の出し入れもなく、撮影はスムーズに進み、あとは洗車場を残すのみです。



洗車場のシャッターが上がると、モップのお化けみたいな洗車機が現れました。
あ、試運転をしたようで、床が水びたし。
これはもう雑巾で拭くしかありません。
建築屋さんのお兄さんも2人加わって、床の水を拭き取っては排水溝に絞る作業を開始。
洗車場とはいえ、新築の床は靴を脱いで入るので、最初は全員、濡れないようにとつま先立ち。
ゴシゴシ・・・ジャジャジャ〜〜 
わ、冷たい・・・・でもね、結局みんな、靴下もびっちゃびちゃさ。



じゃ、外に出ましょうか。
作業が終わった頃には、みんな歩く音がビタビタいってる。
出口まで来たのはいいけれど、この足どうする?



したっけさ、建築屋さんのお兄さんは、何事もなかったのように、すーっとそのまま靴に足を入れました。
もう一人のお兄さんも、靴下を履いたままの足を、ギュっと一度しぼってから靴を履きました。
旦那さんも、そのままサっと靴に足を入れちゃった。
私も靴下を脱いでいるヒマもなく、みんなの流れで靴を履く。



カメラを調整し向きをととのえ、余計な物が写り込んではいないか、水が反射している部分はないか、よーく確かめて・・・
みんな、シャッターを切り終わるのをじっと待つ。
足、気持ち悪い・・・・
4人はその時間、なんとも言えない靴の中の感触を共有しました。
こういうのも、仲間意識っていうのかな。
パシャ・・・パシャ・・・
これで撮影は無事に終了。
「終わりました」の声に、みんな一気にさっと解散。早く靴脱ぎたい・・・・


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posted by ぽぷら at 00:16| Comment(4) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

気持ちと体力がズレてくる年頃だもね

数日前の事です。
建物の外観の写真を撮る為に、郊外の現場に行きました。
外が寒かったので、私は一足先に、車の中で待つことに。
旦那さんが戻ってくるまで、スマホをポチポチと暇つぶしです。



したっけさ、ンガァ〜〜!! という声が聞こえたと思ったら、旦那さんがすんごい怖い顔してこっちに突進してくる。
歯を食いしばり、ナナメ前かがみになりながら、カメラを装着したままの三脚を握って迫ってきます。
バン!とそのまま車に手をついたかと思うと、ククク〜アア・・・・・と、なんとかドアを開け、カメラを車に入れました。
それから自分が乗り込んで、歯を食いしばったり、大きく口を開けたりしながらウウウとかククク〜〜〜とか言って苦しんでる。
いったい何が起きたというんだろう。




ここからは、もだえながらの旦那さんの話 >>

「イテ〜〜〜・・・撮影が終わったから車に戻ろうとして歩き始めたべや。したっけさ、イテテテ  突然、右の足首がグキ〜〜!!ってなったもなーウウウウ・・。段のある所を斜めに踏んだんだなきっと・・・イタイ〜〜〜」
段差に気付くのが遅れ、右の足首を内側にひねってしまったようでした。
「だけど、カメラ持ってるべや。壊したらマズイと思って必死でこらえたべさ」



体をはってカメラを守ったんだね。
お父さん、えらいね!頑張ったね!
大事なカメラが壊れたら困るもね!



ところが、その日の晩から、痛みに加えて足首が腫れてきました。
万が一、骨が折れていたなんて事にでもなったら心配です。



来月の旅行、おじゃんかも。
あ、いえ、もーちろん、旦那さんの事が心配です。



「病院に行ってくるか・・・」と言いながらも、急ぎの仕事が優先で、2日、3日、とたちました。
おかげさまで、今ではだいぶよくなって、この様子だと、快方に向かっているようです。



最近、自分でも思いますが、体が思うように動いてくれない事がしょっちゅうです。
例えば、物を取ったときにヒジが別な物にぶつかったり。
狭い所をすり抜けられずに、足の小指をぶつけたり。  階段を降りるときに、一瞬、踏み外しそうになったりもする・・・などなど・・・



知らない間に感覚と体の間にズレが生じて、けがをしやすくなっているのではないでしょうか。
なるべく慌てず、ゆっくり進むようにしなくっちゃ。
今度は私かもしれないもの。





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posted by ぽぷら at 21:31| Comment(4) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

昼間の仕事は、ここが気になる

大きなマンション内部の撮影です。
旦那さんの子分の私は、図面をチェックしながら機材を持って、何種類もの部屋や施設などを、金魚のフンみたに行ったり来たり。
昼間の撮影は、けっこう時間がかかります。



この部屋は、外からの日差しが強すぎて、床にクッキリハッキリと日差しがうつり込んでいるね。
パンフレットなど、アットホームな雰囲気の写真にしたい時は、日の差し込む部屋はとても素敵です。
でも、今回のような建築としての写真の場合は、設計図通りにできているか、設備は間違いなく設置されているか、などが重要です。

160222.jpg



あまり強い日差しが一部分にあたっていると、そこだけ壁紙の模様が見えなくなったり、床の一部が明るすぎて色が飛んでしまったりします。
部屋全体がキチンと写った写真にするには、なるべく光りが均等に部屋を明るくしている時に写すのが一番。
でも限られた撮影日や時間の中で太陽を説得するなんておこがましいもね。



今日は、けっこうな速さで雲が動いていました。
「これじゃあちょっと日差しがキツすぎだ」
そうだね、太陽が雲にかからないかな・・・・・
・・・・まだかな・・・まだかな・・・



5分・・10分・・・15分・・・・
あ〜あ・・・・
ちょっとダラけて、部屋をウロウロする。
こんな素敵なキッチンいいなあ・・・



と、そのとき、太陽が雲に隠れて、床の写り込みが消えました。
「おお、今だ・・・」
私は慌ててキッチンの陰に隠れる。
パシャ・・パシャ・・・・
やっと、この部屋の撮影が終りました。



暖房の入っていない建物での4時間半。 途中で1度は休憩したけど、けっこうキツイ。
特にこの歳になりますと、お手洗いが気になります。
歳と お日様には逆らえない・・・というお話よ。



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posted by ぽぷら at 22:37| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

駐車場をツルのように小走り

今日も寒い一日でした。
ニュースでは、円山動物園で、足湯に入りながら猿山が見られる催しがあったそうで、そ気持ち良さそうな人間の様子を、おサルがガラスにへばりついて見ている映像が流れました。
羨ましい・・・って、おサルさん、思ったべね。



今日は、一階部分のほとんどが駐車場になっている大きな施設の撮影に行ってきました。
冬でも完成したばかりの建物に暖房が入っていることは少ないのですが、そこは暖房がきいててほっとしちゃった。
撮影は順調に進み、残りは一階部分の駐車場だけとなりました。



駐車場は寒いから、早く終らせてしまいたいね。
電気はどこ?どこ?
あちこちウロウロしているうちに、少しだけ灯りがつきました。
もしやここでも人感センサー?
駐車場の天井の灯りはすべて、またしても私達泣かせの人感センサーの照明でした。
天井の左、中央、右と3つの部分に別れているようです。



駐車場内を動くしかない。
旦那さんが腕をグルグル回すと、手前の灯りの3分の1がパっとつきました。
私が奥のほうへ行って腕をグルグル回すと・・・・つかない・・・
ヘンだね、私小さいからセンサーにひっかからないのかしら。



腕をグルグル&小走り・・・こうかな・・・こうかな・・・
昔話『ツルの恩返し』の最後で飛んで行っちゃうツルのように、駐車場をパタパタ・・・パタパタ・・あ、ついた!
さらにパタパタ・・こっちもついた!あとはカメラの前から自分が消えるのみ、サササササ。
ほれ旦那さん、今のうち。パシャパシャ。



広い範囲での人感センサーは、中年のツルにはちょっとしんどい。



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posted by ぽぷら at 23:20| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

経験の数だけ成長するもね

完成したばかりの大きな建物。
内部の撮影を始めてから2時間くらいが経過していました。
「あれれ、この部屋、鍵がかかってるな、役員室か」
同行していた建築会社の若い社員さんは戸惑いぎみ。
「おっかしいな。役員室へは、奥の事務室からも行けるのでそっちから入りましょう」



私たちは事務所側に回りました。
社員さんがドアをカチャ!
「あ、開いてますね・・・・」と、開けたとたん
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ
やや! セキュリティだ!
建物はまだ引っ越しはされていませんが、すでにセキュリティがかかっていたんです。



ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ 館内に響くピーッ ピーッ ピーッの音。
と、とりあえず、私たちは仕事をやっちゃおう。
社員さんは関係者に電話して、セキュリティの解除の方法を問い合わせ中。
撮影が終わってもピーッ ピーッ ピーッは鳴り止みません。
そのうち助っ人社員さんが小走りでやってきました。
事前のだんどりが必要な部屋だったんですね。
少しして、セキュリティの音は止みました。
よかったね。音やんだね。



次の撮影場所は隣の部屋。
準備をしている私たちに、電話をしている社員さんの声が聞こえてきました。
「ご迷惑をおかけしました」
セキュリティ会社に、異常ではないことを連絡しているようです。
こういう経験も大事大事。



さて、もう少しで終了です。
そとき、社員さんが、
「あ、電気消すの忘れた」と言って役員室に戻るとドアをカチャ!
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ
わわわ・・・・
息子のような年齢の社員さんに、心の中でドンマイドンマイとエール。








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posted by ぽぷら at 21:36| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

安上がりな幸せ価値観

高級マンションの中の撮影です。
今回は、照明機械を持ち込むので、いつもより、ちょっと機材が多めです。
旦那さんに
「絶対にそこいらへんにぶつけるなよ」と念を押されていました。
撮影機材ってさ、長くて大きなものが多いので、運び入れるときはすんごく気を使います。
もし新しい壁にコツンとぶつけてキズがついちゃったら大変だもね。



建築屋さんに案内されてエレベーターを降りた場所が、そのお宅専用の玄関フロアです。
金ピカの取っ手を開けて案内された部屋には、もうすでにオーナーさんの家具が置いてありました。
1枚板の大きなテーブル、ワイングラスが並べられた戸棚。
大きな窓には、はごろもが自慢の天女もびっくりしちゃいそうな、ひらひらレースのカーテンが、わーっと下がっています。
カメラバッグや三脚の置き場所に困っちゃうな。



「このテーブルは、かるーく3ケタはします」と建築屋さんが教えてくれました。
3ケタ!
ちょっとなでておこ。
和室には、アヤメのような花が描かれた小さな絵が2枚飾られていました。
「この絵は500万円だそうですよ、僕にはわかりませんが・・」
ご、ごひゃくまんえん!!
ほんとか?!



床の間に掛けてあるのは、中国の墨絵ふう。
殆どは余白で、中央あたりに山、少し下に船が描かれています。
もしかして、これもすんごいのかな。
「この掛け軸は600万円以上はするらしいですよ」
ろっぴやくまんえん・・・・
とにかく、バッグや三脚の足が家具などにぶつからないように気を使い、撮影は無事に終わりました。



帰りの車の中、旦那さんが
「もし、あんなすごい絵をもらったら、オレだったら売って別の欲しいもの買うな」
と言いました。
本当だよねえ。
もし、そんなのが自分の家にあったらさ、心配で心配で、夜も眠れやしないもの。
だいいち、あずましくない・・・(落ち着かない)・・・



人はそれぞれ『心が幸せと感じる物』が違うもね。
私は、納豆ご飯で口をネバネバさせながら朝のニュースを見ながらテレビに話しかけている時が、けっこう幸せです。
安上がりな人間でいかったわ。
っていうか、そんなすんごいお宝が我が家にやって来る事なんて、そもそもないから心配ないか。



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posted by ぽぷら at 00:30| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月11日

人感センサーも夫婦の協同作業で乗り切る

最近の照明は、人感センサーの付いた省エネタイプが多いですね。
しかも、人を感知してパっとつくのはいいとしても、いなくなったことを感知して消えるのもパパっと早い。
そんな賢い人感センサーのいるところの建築写真を撮る場合は、ちょっと手こずってしまいます。



先日行った現場は、完成したばかりのレストランでした。
札幌の街が見渡せるピカピカのホールや、焼き物が埋め込まれた壁は、異国漂うおしゃれな作りです。
トイレだってすべて自動。
ドアを開ければ、もちろん灯りがパっとつく。
そんなおしゃれなトイレも、撮影の対象になります。



トイレの外側から旦那さんがカメラを構えても、灯りはつきません。
かと言って、狭いトイレの中に私が入っては、写真に写ってしまいますから、私は旦那さんがカメラを構えている三脚のすき間から、図面を丸めて持った腕を伸ばし、トイレの空中をかき回します。
グルグルグル・・・・・
するとセンサーは、誰かが入ってきたと思ってパっと灯りがつきました。



でも、手を引っ込めると、すぐにパっと消えてしまいます。
またグルグルグル・・・ついた・・・カメラのシャッターをパチ!!・・・消えた・・・
またまたグルグル・・・グルグル・・・つかない?
私の腕が短いせいなのか、それともセンサーが賢いのか感知してくれません。



こうなったら旦那さんも、左手をトイレの中に伸ばしてグルグルグルグル宙をきる。
夫婦でドアの外からトイレの中の空気をかきまぜるというその様子は、たぶん、そんじょそこらではみられない夫婦の姿ではないだろうか。
あ、ついた、お父さん今だ!
腕を引っ込め、電気が消えぬ間にパシャッパシャッパシャッ・・・・
トイレのセンサーは、
” あ、だまされちゃった! ” と思ったかどうかはわかりません。
これも、夫婦協同作業の勝利でございました。




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2015年08月05日

牧場はひろーいのも困る

蒸し暑い札幌を抜け出して、昨日は広ーい牧草地が広がる牧場にいました。
風が、ずーっと遠くまで続くデントコーン(牛の餌になるとうきび(とうもろこし))の畑を踊らせています。
私のTシャツの片方の袖からも入ってきて、もう片方の袖に通り抜けました。
わわわ、涼しいんでないかい。
最近新築されたばかりの、牛たちが入るまえの巨大な牛舎、ここが昨日の仕事の現場です。



その全長は、いったい体育館をいくつ繋げたら、これくらいの大きさになるのだろうと思うほどの大きさ。
この建物を撮影するために、ずっと向こうからカメラを構えた旦那さんが合図している。
え、なに?扉を閉めろって?
巨大な牛舎には、タタミ10畳はあろうかという人間用の扉もついた巨大な扉が、あっちとこっちに4枚付づついています。
こんなに大きいのに、ググっと押すと、私一人でもゆっくり動き出しました。
まるで ”馬鹿力” の小人になったみたいだね。



ずっと向こうの豆粒みたいな旦那さんが指さしているのは・・・え?こっちの扉も閉めるの?
タッタッタと小走りに移動、グググ・・・と押す。
どう?え、なに、あっちの窓が空いているのが見えるから閉めるってかい?
タッタッタと再び小走りに移動。
次はあっちのハシゴが見えているから避けるのね。
タッタッタ・・・・タッタッタ・・・・タッタッタ
足が短めだから、歩数で稼がなきゃ前に進まない。
グキ!!作業車のキャタピラの跡に足を取られて、よろめいちゃった。
ま、両手を丹頂鶴の羽ように動かしてバランスをとったから転ばなかったけどさ。
その後も凸凹地面の上を歩くたびに、丹頂鶴作戦は功をそうしました。

最後は物陰に隠れる。
・・・・・撮影中・・・・・・・
どう?オッケー?
再びあっちとこっちの巨大扉を開け、むこうの窓も開け、ずーっと端に見えるハシゴも元通りの場所に戻してやっとこの1枚は終わり。
はあ・・・



はい今度は反対側からの撮影準備。
終わったら今度はこっちからの角度からも・・・・
小走り鶴は足の短いのに、最後は足がもつれてしまいそうだったべさ。



150805干し草.jpg

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2015年07月15日

キャベツみたいに大きくなったテープ

真夜中の午前0時。
誰もいない新築のビルの中を、旦那さんと二人で、カメラ機材や図面を持って竣工写真(完成写真)を撮っていきました。
最後に残ったのが、ワックスがけがやっと終わった広いホールです。



あっちと、こっちの角度から写真を撮る・・・・・事になっているのですが、
なんとホール一面、床から立ち上がった壁下部分(幅木)に、ワックスがけの保護のテープが貼ってありました。
柱のでっぱり、曲がった廊下のくぼみ、カウンター、扉、見渡す限りの壁という壁のすべての下に保護テープ!



これをすべて剥がさないよダメだもね。
ペリペリペリ・・・・ペリペリペリ・・・・ペリペリペリ・・・・
テープは、玄関から壁を通り、廊下をまっすぐ行ってから突き当たりを折り返し、再びホールに戻ってからカウンターに入り、柱の回りを通り・・・・・



取っても取っても、まだまだある。
巻き取ったテープの固まりは、だんだんと大きくなってついに、キャベツ位の大きさに!!
腰が痛いけど、なんだかちょっとう楽しいんでないかい??
おお、レタスもできたよ。
時刻は午前2時になろうとしていました。
全て終わった頃には、デカキャベツと、レタスが3つできたもね。

150714テープ002.jpg

150714テープ001.jpg


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2015年07月11日

緊急事態に備えるアイテムを常備せよ

その現場は大きな工場の敷地。
旦那さんと子分の私、それに関係者すべてに、場所の立ち入りを認める印である黄色い帽子が配られました。
あら、この帽子、おっきい。
ツバのある帽子は、すべて男性用のオンリーワンサイズのようで、私にはカッポカポ。
サイズ、調整云々など言ってはおれず、すぐに移動し撮影開始です。



えーと、最初はココか・・・手帳にメモしようとしたとき、突風がス〜〜〜・・
帽子が頭から逃げ出そうとするところをすばやい反射神経でギュっと押さえつけに成功!
『ハイ、それじゃあ次行きます』
ゾロゾロゾロ・・・・
他の男性たちを見ると、誰もゆるそうにしていない。
『次はこちらでお願いします』
ゴツゴツしたコンクリートの段差を一歩またごうとしたとき、またもやス〜〜〜・
ベシ!っと頭を抑えてギュギュ!とかぶせる・・・



ヘアピンをバッグに忍ばせておけばよかったのにね。
非常事態に備え、 ” 鏡、サビオ(キズ絆創膏)、裁縫セット、綿棒、メジャー、ビニール袋、予備のメガネ、ヘアゴム、緊急用五千円札、安全ピン、鎮痛剤 ” は、いつもポーチに詰めて持ち歩いているのにさ。



考えてみると、一度も帽子を逃がさなかった反射神経は、まだまだ捨てたもんじゃないかもよ。
とか思いながら、低い段差にはつまずいてしまう私って、反射神経いいの悪いのどっちなの?
おのずとわかるけど。


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2015年06月04日

人感センサーは体力維持のためにある

先日は、高級ホテルのような新築マンションの撮影に行きました。
ホールも廊下も、大理石のような(本物か?)石材でピッカピカです。
その美しいホールを、奥から玄関に向けての撮影が始まりました。
まわりの人の姿が、床やカウンター、玄関ドアの金枠に、まるで万華鏡のように写り込んでしまうので、私と建築関係者さんたち3人は、カメラから離れた奥のカウンターの影にもぐり込みました。



普通だと、ここでじっとしているあいだに、旦那さんの " OK! "という声が聞こえるはずなんだけど、なかなかない。
まだかな・・まだかな・・・
3人で肩を寄せ合ってしゃがんでいる時間がやけに長く感じちゃう。



= ここからは旦那さんの証言 =
「 いやあ写そうと思ったらよ、奥のメールボックス(マンションの郵便受けの棚のあるところ)の灯りが消えてるのよ。
あれって、人感(センサーの照明)だろ。おまえ(私)を呼ぼうと思ったら、あっちで隠れてるべさ。
仕方ないからメールボックスまで走ってって腕ふりまわして電気つけたらまたカメラんとこまで戻ってよ、シャッター切ってたらまた消えるんだなこれが。したらまた走ってって電気つけてだも、まいったべ」



そ、そだったのか。 最近の建物は省エネというこもあって、人感の照明がとても多く、このマンションの長い廊下もいたるところに設置されていました。
すべての照明がついている状態での写真を撮影するには、助手の私がその廊下を忍者のようにサササと小走りに通り抜け、照明が点灯している間に、カメラを構えている旦那さんがシャッターをきるのです。
モタモタしていると消えちゃう照明もあるので、そしたらまた腕を振り回したりなんかして灯りをつけます。



なんかさあ、センサー照明が増えてくるのと私の体力が反比例だもね。
でもきっとね、これは私に運動をさせてくれる神様のおぼしめしなのだ・・・・・・
と、思う事にしている。
だって小走りなら得意だもの、足のコンパス短いので。


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2015年05月11日

実は筋肉強化だったのだ

今日は、旦那さんの子分として現場に同行しました。
地下1階地上3階のその建物は、天井が高く設計されているので、ひとつ上の階までは2階分くらいの階段数がありました。
まだエレベーターは使えないので、3階に到達するにはさらにもう2階分の段数を、カメラ機材を持って移動します。



図面とにらめっこしながら進むんだけど、また設備屋さんが仕事中の部屋があったり、ず〜っと奥に置いてある脚立やバケツを運びださなきゃダメな場所もあったりします。
この部屋は・・・・建築屋さんの部品が入っている箱が積んであるわ、これも移動だ。
移動した荷物は撮影が終わるともちろん、すべて元に戻します。
階段を上り下がり、荷物をずらし、作業も後半にさしかかりました。



「次は1階に降りるぞ」
”はい”
機材のバッグを持って階段を降りているとき、悲しいかな自然と小さなかけ声を出してる自分がいる、
”ヨイショ ヨイショ・・・・”
こんな階段くらい、なんもだわよ。
”ヨイショ ヨイショ・・・・”



工事のお兄さんがスタスタと階段を駆け上がってきました。
荷物がぶつからないようにサっと機敏に壁にへばりつく。
”ご苦労様です” ”どうも・・”
トントンと駆け上がるお兄さんの後ろ姿は、羽を広げサギのように動きが軽い。
はあ〜、若さって、それだけで財産だったのね。



そろそろ1階に着いたかしら・・・・
あら、ここはどこだ?地下まで降りちゃった?
ありゃりゃ〜〜!!
再び上がり、1階にたどり着いたら旦那さんがあきれ顔をしている。
あのね、間違えて1階を素通りしたように見えるっしょ、しかし、実は自ら筋肉の強化をしてたんじゃ。



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2015年04月28日

やるときゃやります、もういいけど

突然、旦那さんのかわりに、建築写真の最後のカットを撮りに行かなくちゃならなくなりました。
そうは言っても、私は30数年間、旦那さんの子分で行く事はあっても、カメラマンとして行ったことなど、たったの一度もないのでございます。
旦那さんのカメラはバカチョンカメラじゃないし、回すとこだの押すとこだのがいっぱい付いているし、本体そのものがすんごく重い。
だいいち、このボディのおばちゃんでございますよ。
疑われるじゃないですか。
けれど、そんな事は言ってはおれませんので、旦那さんのカメラをいじって特訓数日、ついにその日がやってきました。



私は運転ができないので、カメラ機材と三脚を背負い、JRで現場に到着。
もうこうなったらそれらしい顔をするしかない。
『撮影に参りました、今日は都合で私が撮影いたします』
「そ、そうですか」
ドキドキしちゃうわまったく。



「すみませんが、もう1カット増えたので、そちらもよろしくお願いします」
な、なに!!増えちゃったってかい。
『あ、そうですか、こちらですね』
私は両手を前に広げて
『こちら方向で、この角度から、ここからここまでの範囲で・・・・』と、
旦那さんがいつも言ってる事をマネしながら、いかにも手慣れているフリをしながら三脚を立てる。
幸い、担当者の人は私に任せてどっかに行ってしまいました。 いかった、今のうちだ。
カメラの手順、1番目はこーやって、2番目はあーやって、ここを回してシャッターをカシャ!カシャ!カシャ!
不安なので、もう一度こーやってあーやって・・あれ?どうだったっけ?



しばらくすると、工事の関係者さんらしき背広の男性がやってきました。
男性は、カメラをマジマジみて、
「ほほう、すごいなあ」と言いました。
まずい、専門的な事を聞かれたらどうするべ。
1番目はこーやって、2番目はあーやってじゃ話にならない。
『い、いえ、そうでもないんですよ、ほほほ』
なんも聞かないでよ〜。慣れてるフリして早く片付けなくっちゃ。
なんとか終わりました・・・



翌日、事務所に戻った旦那さんに見てもらいました。
どう?うまく撮れている?
旦那さんは、その写真を見ながら、
「まあまあ撮れてるべや」と言ってくれました。
どっと疲れが3日分放出。
「だけどな、2カットの写真とるのに、何十枚撮ってるんだか」
だ、だってさ、少し場所や方向を少し変えてはシャッターをきったから。
もう、何枚写したんだかワケわかりません。
デジタル時代でいかったわ。



旦那さんは「これなら、またできるべ?」だと。
できるわけないじゃないですか。
これ以上緊張して痩せちゃったらどうするんですか。


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2015年03月16日

これも我が社の必需品

建築物の撮影が旦那さん一人で大変な時は、子分の私も出番です。
大きなビルが完成したので、先日はその現場について行きました。



ビルの玄関は業者さんたちが絶えず出入りするので、風除室にはガムテープで抑えられたベニヤ板が床の保護の為に敷かれています。
ここから中は土足厳禁、どの人も、必ずそこで靴を脱いで入ります。
だから板の上は、ペンキの付いた運動靴や、ロボットみたいな重そうな靴、泥のついた長靴などなど、働く男たちの大きな靴の集結場所です。



完成まであと二日。
ホールも廊下もピッカピカ。
ペンキ屋さんも最後の追い込み、階段に黒いペンキを塗っていました。
そこをカメラや三脚、機材のバッグを分担して持って上がります。
「ペンキ塗り立てですから注意して下さい」
は、はい。
ここで、ペタっと付いたら大変だもね。
シンナーの匂いがプンプンする階段を、行ったり来たり。
あーいい匂い(危ないけど)。



夜になり、その日最後の撮影は、玄関ホールを残すばかりとなりました。
ベニア板の上に残っている靴は私と旦那さんの2足だけ。
ペンキ屋さんもその日の作業を終えたようです。



旦那さんが「ベニア板、取るぞ」と言いました。
泥の足跡がいっぱい残ったベニア板をベリベリベリ〜〜〜。
こっちもベリベリベリ〜〜〜。
大きな板と格闘しながらなんとか外し、視界の外に持って出る。
板をよけた床はピカピカの・・・・・・
と思ったら、オーマイガット! またしても満員電車のよな泥の足跡・・・



「ぞうきん持ってきて拭くぞ」
多少は予想してたけどさ、もうちょっと早めに、板敷いてほしかったよね。
こっちもゴシゴシ、あっちもゴシゴシ。
とにかくゴシゴシゴシゴシ・・・・・・



最後にやっと、カメラの登場です。
パシャ・・・・・パシャ・・・・・・パシャ・・・・・・



再びベニア板を戻してガムテープで抑え、本日の仕事は終了です。
カメラ機材の他に、脚立と軍手とバケツとぞうきん、これが我が社の必需品。



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posted by ぽぷら at 22:09| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

夜の建築写真はヒザにくる

我が事務所では、建物の夜景の撮影依頼もあります。(写真を撮るのは旦那さん)
先日は、10階建てのビジネスホテルでした。
この建物が一番きれいに見えるのは、日が落ちて、闇に覆われ始めた頃。
空の深い青さと、建物全体と、ホールや窓からこぼれる灯りのバランスがとてもマッチするからです。



さて、撮影は、宿泊客がいない休業日の夕方から行う事になりました。
日が落ちる前に、すべての部屋の灯りをつけて、カーテンをきちんと開ける作業をしておきます。
あたりが暗くなり過ぎるまえに手早く済ませないとね。
これを手伝うのが私の役目。
設計図を見ると、一つのフロアには部屋が10室以上ありました、ざっと100室ちょっとか・・・・
ひ、ひゃく!!・・・・ ヨタらないで、できるべか・・・。



幸い、関係者さんも加わって下さる事になり、私と旦那さんとで3人チームで行う事に。
部屋はすべてオートロックで、手元にあるカード式のマスターキーは1枚。
という事は、3人一緒に行動しないといけないという事です。



作戦はこうだ。
まず3人で一気に10階に到達。
端の部屋からマスターキーを持った者がピッピッと、次々にドアを開けていく。
そこにすかさず他の者が部屋に入り、部屋の灯りをつけカーテンを開けて整えていく。
つまり、鍵を開ける鍵係と、部屋の灯りをつける部屋係とに役割を分担する作戦。
あとは階段で下がりながら作業を進める。完璧だ!
これでいきましょうとイザ10階へ。


ところがです。
実際にやってみると、部屋によってはカーテンを整えるのに手間取ったり、扉の抑えの金具が動かしずらかったりと、鍵係と部屋係との動きがかみ合いません。
作戦変更!マスターキーを誰かから受け取り作戦!とにかくバタバタやる!
” この部屋終わりました! ”
  ”よし、キーをほれ!”
” 終わりました! ”
  ”したら階段で降りるぞ!”
このようにして、3人は探し物競争でもしているかのように、ついに1階まで到達したのであった。




さすがに10階下りは膝にくるね。サッサと動いているフリして、実は最後の方は、手すりにすかまって降りたも。
さあいよいよカメラをセットだよ・・・・
と思って外に出たら、一台の大きなトラックが玄関前にドカンと止まってる。
運転手さん、いないの??
そしてあたりは暗くなり、夜空にホテルが浮かび上がりました。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・


お、運転手さんがホテルから出て来た! ガガガ〜〜ブオ〜ン・・・・
旦那さんがカメラのシャッターをパシャ・・・パシャ・・・・・・・
いかった・・・
撮影が終わると、部屋を再び元通りにするのは言うまでもありません。


150214夜空130717.jpg
(この写真はイメージです。私の普通のカメラで撮ったもの 2014/7)



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posted by ぽぷら at 22:01| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月01日

チャラくてもカッコいい

仕事で撮影に行くと、別な写真屋さんと出くわす事があります。
昨日も、同じレストランの写真を撮っている30代とおぼしき写真屋さんがいました。
ペンギンみたいなジャージのズボンにサニーレタスをかぶったような髪型。
今どきのファッション雑誌に登場しそうなスタイルです。



写真と言っても目的は様々。
昨日の旦那さんの撮影は建築から見た写真なので、建物全体の曲がりや照明の灯り、窓の外や室内の露出などに神経をはらう(多分)のですが、彼はレストランのインテリアや小物、人や含めた写真を撮っているようです。
きっと、お店紹介の写真を撮っているのでしょう。
お互い言葉は交わさなくても、相手のカメラの画角の邪魔にならないようにあっち行ったりこっちに逃げたりします。



だいたいの撮影が終って、気がつくと、旦那さんが彼とが話をしています。
彼は「昼間の窓ガラスの雪の写り込みがすごいんで困ってるんですよ」
と旦那さんに話しているようです。
旦那さんは「僕は、こういう時はこうしていますよ」と答えると、
「ああ、なるほど〜」とか言っています。
そのあと、まだ撮影を続ける彼に、照明の後始末などをお願いして、私達は先に終了する事になりました。



ややもすれば、デジタル技術は若い人の方が上手に扱えるかもしれないのに、彼は年上の旦那さんに、チャラい言葉だけれど敬意を払ってくれてるのがわかりました。
旦那さんも、これまたややもすればガンコな写真技法を上から目線で話せるでしょうが、あくまで自分のやり方として伝えているようでした。
私には、チャラい兄ちゃんと定年間近のおじちゃんが、お互いを認め合いながら会話している姿がすんごくカッコよく見えました。



私だったら、ホントは知らなくても知ったかぶりしたり、若い人には ”こういうもんだ” 的な発言しちゃうかもしれないもね。
若者に嫌われるタイプだ。
それにしてもさ、あのペンギンみたいなズボンで歩きづらくないかい?
ああ、認め合える人間になるにはまだまだ、私は修行が足りないようであった。





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posted by ぽぷら at 15:38| Comment(4) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月30日

湯船も長い足でぎりぎりセーフ

新しく完成したホテル。
営業が始まる前の建築写真の撮影に同行しました。
各フロアではベットメイクや備品の用意など、最後の準備が行われています。
私達の仕事も後半にさしかかり、次は大浴場へ進みました。
お風呂にはすでにお湯がはられていて、湯気が立ちのぼっています。



旦那さんは、曇ってしまうカメラのレンズをキュキュっと拭きながら、
「ブラインド直さないとダメだな」と言いました。
湯船のむこうにある窓のブラインドが中途半端に下がったままになっているのです。
だれかが行かないとダメだね。



現場にいるのは普通のズボン履いてる旦那さん・・・普通のズボンの建築屋さん・・・・私・・・・
2人のズボンでは、いくら裾をめくっても、お風呂の深さにはかないそうもありません。
そこいくと私は、凸凹を問わない伸縮自在、体型が気になる奥様にも安心レギンスふうパンツ・・・・私行きます。



とは言え、ズボンをめくり上げて行ける深さだべか。
”お見苦しいでしょうが失礼いたします” と言って靴下を脱ぎ、ズボンの裾をめくり始めると、建築屋さんは、
「あ、・・・」と小声で言ってから、物陰に隠れて下さいました。



とにかくズボンをできるだけ上に上げる。
ヒザ上なんてもんじゃなく、ギリギリまで上げる。
グイグイ・・よしよし、さすが伸縮自在の奥様も安心レギンスふうパンツだ。
さらにインナーには、ストッキングを足首から切ったものを履いていたので、力任せにたくし上げる事もできました。



チャポ・・・あっ・・あったかい・・・けど、つま先立ちでギリギリか。
お湯をゆらすと危険なので、そっと壁をつたって湯船を横断。
ブラインドを整えるのに成功です。
そのあとは、旦那さんがカメラのシャッターを切り終わるまで、つま先立ちのまま死角の壁にへばりつき、撮影が終るまでじっと待つ。
カシャッ・・・・カシャッ・・・・カシャッ・・・・



これでなんとか大浴場の撮影も終える事ができました。
旦那さんたら、
「足湯に浸かっていかったな」だと。
まあね、私の足、長かったし。


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posted by ぽぷら at 23:43| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月25日

こんな夜に、時々思い出す写真の事

『友人に頼まれたんですが、破れた写真直せますか?』
もう何年も前の事だけど、そう言われて持ち込まれた写真の事を思い出す時があります。



その写真にはご夫婦とおぼしき若い男女と、母親が抱っこしている赤ちゃんが写っています。
写真は、まず ふたりの間が大きく切り裂かれ、それから胴体の部分、赤ちゃんを抱っこしている母親の手の部分も引き裂かれています。5枚くらいに破られていたでしょうか。
私たちは、どんな写真でも、その深い内容までは聞く事はありませんが、男性は語ってくれました。



写真に写っている夫の方が若かりし頃の男性の友人。
そして、友人の奥さんと娘さんだそうです。
事情があって、友人は男手ひとつで娘さんを育てました。
このたび、娘さんが結婚する事になったのですが、娘さんは母の事を知りません。
ところが最近、娘さんは母の事を少しでも知りたいと望んでいるらしいのです。



本当なら、捨ててしまおうと破った写真。
けれど友人は捨てる事ができず、今までそっと持ち続けていたのです。
今なら、母の写真を見せてもいいかもしれないと思った友人は、男性に、写真をつなぎ合わせる事はできないものかと相談したという事でした。



まずはバラバラの写真をスキャナで取り込みます。
最初に二人を結びつけ、それから胴体もつなぎ合わせます。
女性の胸元には赤ちゃんを、ちぎれた手首もつないで、しっかり赤ちゃんを抱っこしてもらいましょう。



あれから5年も過ぎたでしょうか。
もしかしたら、娘さんは母になっているかもしれないね。
私のつないだ写真はきっと今でも役にたっているに違い。
そう思うと、寒い冬の夜でも、あったかくなるような気がします。


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posted by ぽぷら at 01:40| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

私てき、ハッチャキだった一日

夫婦でやってる仕事だから、旦那さんが留守の時は、私は一人、事務所でゆるゆるになる。
疲れたと思ったらコーヒーを入れ、またちょっと手を動かしたらおやつを食べちゃったりする。
けれど昨日は違った。



朝から電話が鳴る。
クライアントさん・・・・「もしもし、○○の件ですが、まだできないですか?」
私・・・『あの、申し訳ございません。あと2、2日お待ち頂く事はできますでしょうか』



クライアントさん・・・・「途中経過でもよいので(メールで)送ってください」
私・・・『わかりました、では本日中に送らせて頂きます』



ままま、まずい・・・・・
チャチャっとやれば1日でできると計算して、のんびりしてた自分の甘さが、こんな時に どんぶりこと返ってきた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


よりによって、午前中は婆ちゃんを病院に連れて行かなくっちゃいけない。夕方までに仕事ができ上がるだろうか。
事務所を閉じて、タクシーを呼び婆ちゃんと病院へ。
診察は意外にも早く呼ばれてラッキーだ。
『どうですかお婆ちゃん、眠れていますか?』と先生。
「はい先生。私、ご飯いっぱい食べるんです」と婆ちゃん。
この微妙に食い違う会話はいつもと変わらないという事だ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


帰宅後、婆ちゃんは少し事務所で休む事が多い。
けれど、昨日はさすがに話相手にはなってやれなかった。
すぐさま私は旦那さんと電話でやりとりする。



私・・・「もしもし、これはどうすればいいの?」
旦那さん・・・「こーしてあーして・・・」
婆ちゃん・・・「まだ年賀状書かなくてもいいべ?」



私・・・(婆ちゃんに)「うんうん、そうだね」
    (旦那さんに)「わかったわ、やってみる」
旦那さん・・・「誰かいるのか?」
婆ちゃん・・「母さん、ごはん食べたのか〜?」



私・・・・(婆ちゃんに)「まだまだ・・・(手を横に振る)」
     (旦那さんに)「婆ちゃんがいる」
旦那さん・・・「・・(オーマイガット)」
婆ちゃん・・・「無理しないで仕事やめれ〜」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それでも夕方までになんとかメドはついた。
これをメールで送信すれば、とりあえずはOKだ。
その時電話がリ〜〜〜〜ン。
着信は・・・・・オーマイガット!れいのお客さんからだ。
なしてか心臓がドキドキしちゃう。



お客さん・・「もしもし、○○の件ですが・・・」
私・・・『申し訳ございません。ただいま準備ができまして、これから送信いたします』



え〜とまずは、
”いつもお世話になっております。”と書いて、
・・・・・・・・・・
”よろしくお願いいたします。以上”
送信、ポチ!



ああ、全身の力が抜けちゃった。
”できる時にやっておかなくっちゃなあ”と旦那さんが言いました。
おっしゃるとおりでございます。
お風呂に浸かって早く寝ちゃお。
体重計に乗ったなら、なんと、今朝より0.5キロ減!!
こういうダイエットってどうなのよ。


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posted by ぽぷら at 10:22| Comment(6) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

親指の穴を隠すスリスリ歩きは有効だったのか

午前中に、仕事を頂いた現場事務所へ出向きました。
”おはようございます”
『あ、どうも、こちらです』
さっそく靴を脱いでお邪魔します。



ところが、左の靴を脱いだとき、いきなり目に飛び込みました、親指が。
直径5ミリ以上1センチ未満の丸い穴から、ちょっと伸び加減の爪とふっくら丸い親指の先が、靴下が窮屈だと言わんばかりに顔を出しているんです。
紺色の靴下から見える指は目立っちゃって、まるで夜空に浮かぶ満月みたい。
これを模様として見てもらうには、あまりにも無理がある。
まずいわ・・・。



『え〜とですね、こちらをお願いしたいんですが・・・』
”あ、こちらですね、わかりました”
とか、言いながら、さりげなく左足を後ろにまわして親指を隠す。



『あ、ちょっと待ってくださいね』
”はい、わかりました”
今のうちだ、靴下の穴の部分をつまんで足のうらの方にグイっと入れる。



『それじゃあ、こちらにどうぞ』
「はい」
穴が親指の位置にプヨンと戻らないようにすり足で歩く。



と、そこに、別な人も通りかかりました。
『あ、どーも』
”あ、どうも、お疲れさまです” にっこりスリスリ。



移動には、このスリスリをひたすら繰り返し、なんとかその場を切り抜けたのであった。
”それでは失礼いたします”
よかった〜気づかれなくって。
と思ったのは、もしかして、自分だけだったかもしれない?
いや、見られていないと信じるのだ。
信じる者は救われる。


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posted by ぽぷら at 01:47| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月05日

空色ハンカチ、時々曇り

現場は完成したばかりの建物の2階。
旦那さんの仕事は、屋内から窓の外に向かって写真を撮るというものでした。
窓のすぐ下は、広さ3畳ほどの玄関の屋根が突き出しているので、写真に少し写ります。
ところが、ちょうどその部分に、雨で濡れた落ち葉がペタっと張り付いています。



仕方ない。
子分の私が、窓から短い足をめいいっぱい下ろして玄関屋根にパタンと降りました。
したっけさ、おろした足の下が土混じりの水たまり。ありゃりゃ!
ちゃんと下を見ないからだよね。つま先が濡れてしまいました。



さて、再び窓から戻るのはいいけれど、この濡れちゃったつま先を拭かなくっちゃ。ハンカチハンカチっと。
そうだった!
今日は普段のガーゼハンカチじゃない。
刺繍でふちどった、ちょっとアヤいい(おしゃれな)空色のハンカチをカバンに入れていたのだった。
これは歯医者さんに行くとき用で、治療中に手に握っていて、
”お口をゆすいで下さい・・ハイ・・・・グジュグジュ・・ハンカチを上品に口にあてる ” とき用のハンカチ。
先日、歯医者さんに行ったときのままだ。



これで、足を拭くの?旦那さんをチラっと見たら、
『仕方ないべや』だと。
そうだよね、仕方ないよね。
とりあえず靴下は脱いでゴシゴシゴシ!
空色のハンカチは、なんとな〜く曇り空になってしまいました。
空だもの。
晴れもあれば曇りもある・・・さ。



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posted by ぽぷら at 21:17| Comment(2) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

ピクトログラフィ最後のお勤め

小さな我が社で5年間使っていた写真の出力機ピクトログラフィ。
スイッチが入ると、ビョ〜〜〜ンという音と共に、プリントがペロ〜ンて出てきます。
毎日毎日使っているある日、気がつきました。
機械のネジ穴や凹凸が、つぶらなおメメに四角いまゆげ、そして、プリントが出力されてくる部分は、大きな口に見えています。
何枚も何枚も出しているうちに、昭和のロボットみたいな顔が、けっこうめんこく見えてきました。



でも、今回の仕事を最後に、とうとうピクトログラフィは引退する事になりました。
日進月歩、もっと小さくて高性能の機械に交代する事になったからです。
その事を知って知らずか、ここ数日はフル回転。
”まだ使えるよ、ほら、ビョ〜〜〜ン・・ベロ〜〜〜ン ”
”色だって、こんなにきれいにでてくるでしょ ビョ〜〜〜ン・・ベロ〜〜〜ン”
ピクトログラフィは一生懸命に、自分をアピールしているようでした。
でもね・・・・長い間ご苦労様・・・・・・



しか〜〜し!!真実は本体も製造中止、備品も製造中止になったのです。
ようするに使えなくなっちゃうのであった!
なして、なしてこんなに早いのさ。たったの5年しか使ってないのに。
必死で払った分割払いを、やっとの思いで払い終えたら、ハイこれまでよ・・・・・
ピクトログラフィよ、むなしくないかい?むなしいよね。


世の中、なんでもかんでも移り変わりが早すぎる。
時代という大きな渦の中で、私の頭脳は時間が止まり、置いてきぼりになっていく。
ああ、なんだかちょっと寂しいよ、トホホ。


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posted by ぽぷら at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 私の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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