2015年05月08日

『悲別駅』は上砂川駅だった 上砂川5

上砂川は、「昨日、悲別で」というテレビドラマ(昭和59年放送)の舞台となった町で、『悲別(かなしべつ)』という架空の町になりました。
都会に憧れて行った若者と、故郷に残った若者との物語り(私は見てなかった)だそうです。
ドラマの中では、JR上砂川駅(平成6年廃線)は『悲別駅』として登場しました。


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「上砂川駅ね、汽車こなくなっても、駅 見に来る人がいるわけけさ。したら残すべってことで、駅だけ残したんだわ」
と、上砂川の資料館『炭鉱舘』のおじさんが話してくれました。


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駅構内には、抜かしの切符売り場もそのまま。
”◯◯行きください” と言うと、駅員さんがこの小窓から切符を出してくれるんです。

今は自販機だから、あまり行った事のない所の切符を買うときって、不安だしホント手こずっちゃう。
色々教えてもらえる窓口の切符売り場だと、旅の間の安心感がちがいますね。


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posted by ぽぷら at 22:54| Comment(2) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上砂川の昔の町並み 上砂川5

上砂川にある『炭鉱舘』には、炭坑で賑わっていた頃の上砂川の写真が貼られていました。
学校や町並み、炭坑住宅です。



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このお店は、今も健在ですね。

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posted by ぽぷら at 00:15| Comment(2) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

『炭鉱舘』の懐かしい住宅・・上砂川4

上砂川の『炭鉱舘』の中に、再現された炭坑住宅がありました。
家の回りの小物はだいたいわかりますよ、矢印の所にある輪っかに見えるのは煙突掃除に使う道具。
長い竹の先っちょに黒いブラシが付いていて、煙突に入れてゴシゴシすると、内側に付いていた真っ黒いススが取れるってわけ。
年に1度か2度、父親が掃除していました。

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おお〜これは天秤棒じゃございませんか。
2つのバケツに通してある棒をかつぐと、一度にバケツ2つ分運べるってわけ。
天秤棒、50年前の私が見た使い道は、”こやし” を運ぶことでございます。
昔は、人糞も立派な畑の肥料でした。
このお宅に置かれている天秤棒には、いったい何を入れて使っていたものかはわかりませんが、もし、同じ使い道で使われているのなら、玄関前は、ちとキツいんでないかい・・・・・

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玄関の障子、セロテープじゃなくって、そこはノリでしょ・・と思いながらも、家の中を拝見してみる。
こんにちは・・・・
あらあ、色々年期の入ったものがありますね。
奥のタンスや茶ダンスはアンティークで素敵に見えちゃう。
『今帰ったぞ』
『お疲れさま』
『父ちゃん,おかえり!』
暮らしの様子や道具が現代と違っていても、人の幸せ感は、どの時代も変わらないですよね。

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posted by ぽぷら at 22:48| Comment(4) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

石炭を砕いていたのは水だった・・上砂川3

上砂川の『炭鉱舘』。
炭坑が盛んだった頃の風景ですね。
何軒かが繋がった長屋の住宅は、その形からハーモニカ住宅なんて言われていましたよ。
なして知ってるのかというと、住んでいた記憶があるんだな〜これが。
間取りまで記憶にあっちゃう。
きっと、昭和の中頃?あたりでしょうか。
ほら、ぼた山が見えますね。

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当時はおじさんたちがガガガって石炭を掘っていたのかと思いましたら、ガイドのおじさんが
「あ、これはね、石炭を掘っているんじゃなくって、石炭層までのトンネルを掘っているところなんですよ」と教えて下さいました。
ここで出た石がぼた山に捨てられていたんだね。

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上砂川には石炭を掘るための秘密兵器がありました。
当時の消防ポンプのなんと10倍の力で水をぶっぱなす、あ、放水いたしますポンプでございます。
この水圧の力でドドド〜!と石炭を砕きました。
この方法だと、何かに引火してガス爆発を起こす心配がないという事で、世界で注目されたそうです。

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以前に聞いた石の先生の話によると、石炭は太古の植物が石になったものだから、植物の化石や琥珀(こはく=樹液が固まったもの)などがよく混じっているそうです。
それを知ってたらさ、ストーブにくべるまえに、はっちゃきで見つけたんだけどなあ。



手稲の長屋に住んでいた頃は、みんなそれぞれの家に石炭を置いておく場所、今で言う納戸みたいなスペースがあってね、冬になるまえにトラックがやってきて、おじさんがスコップでガンガン入れてくれました。
石炭の部屋はいい匂い。



今、石炭は再び注目されはじめ、栗山町では石炭の露天掘りが始まろうとしています。
石炭を燃やすと発生するCO2も、現代では高効率石炭火力の方法が進歩したし、石油よりもコストが数段安いそうです。



上砂川の石炭は、今ではすべて水没しているそうですが、もし容易に採掘する方法が考えだされたら、再び復活するかもしれませんね。
そたらさ、懐かしい長屋もどんどんできちゃう!・・・ワケないね。



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posted by ぽぷら at 22:16| Comment(3) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

ボタ山はいつしか故郷の山・・・上砂川2)

上砂川は石炭の町でした。
採炭が盛んだった頃の住宅や施設があった地域の一角には、現在『炭鉱舘』という資料館が立てられていて、当時の様子を知る事ができます。



むこうの方に見える、ピラミッドみたいな山はボタ山って言います。
石炭を掘るときに出てくる、いらない石や石炭のクズなどを捨てた所。
それがだんだん、大きな山になりました。



私の住んでいる手稲(昔は札幌群)にも昔は鉱山があったので、ちょっと似ていて懐かしい。
上砂川のボタ山と同じような、山の斜面があって、私たちは『ズリ山』って言っていました。
今はもうすっかり緑で同化しちゃっているけどね。

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ボタ山は、岩や石のゴミの山という事で、崩れる事故もあったりして危ないっしょ、だから殆ど消えてしまったそうです。
ところが現在では、当時の産業を支えた証ということで、保存する考え方になってきたとか。
でも、ここで暮らす方達にとっては、先人たちの生きた証だもね。
きっと、故郷みたいな山になっているような気がします。
手前にはコンクリートの土台みたいなものがありました。
当時のなにかの施設だったのかなあなんて思いながら、『炭鉱舘』に入ってみる事にしました。



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続く>>



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posted by ぽぷら at 22:25| Comment(2) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月03日

連休の穴場、上砂川温泉パンケの湯・・上砂川1

連休でも混雑せずにゆっくり入れた温泉、『上砂川温泉パンケの湯』!



連休だもの、どこに行ってもすんごく混んでいるだろうなあと思いながらも、『上砂川温泉パンケの湯』に行ってきました。

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したっけさ、なーんもで、ゆっくり入れました。

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上砂川までは、札幌から高速道路を使えば北に約1時間ほど。
”パンケ”とはアイヌ語で ”下” を意味するそうです。

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玄関には車いすが常設。
愛煙家にも嬉しい喫煙コーナー。
入浴料金は大人が500円ですが、私たちは隣接している『炭坑舘』に入場料100円で見学してきたので、温泉料金が50円引きになりました。

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あら、空いているんでないかい。
フロントの方のお話だと、天気がよいので、地元の方は外に行かれたのもしれないです〜〜と話て下さいました。
そう言われれば、絶好の山菜採り日和だもね!みんな山に入ってるのかも。



内風呂だけですが、とてもゆったり入れました。
シャンプー、ボディシャンプーは置いてありましたから、タオルだけ持参でいいです。
ランチの価格もリーズナブル。


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連休後半、やっぱしどっか行くしかないべさ〜という方へ、お薦めです。
せっかくなので『炭坑舘』も、ご覧になるといいかも。
炭坑の町だった上砂川のいろんな事が勉強できちゃう。
私たちが行った時は、ボランティアのおじさんが案内して下さいました。

>『炭坑舘』編へ続く・・・


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posted by ぽぷら at 23:22| Comment(4) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月22日

思い出の町・・・上砂川

事務所の前に見知らぬ男性が立っています。
「あの私、山田です。本を送って頂いた・・・」
は?
「上砂川の出身で・・」
ああ!先日、『だべさ通信2』の本を送った方?
でも、たしか本州の方ではなかったの?
札幌だっけ?あれ?あれ?
頭の中を”あれあれ”の文字がいっぱいに飛び回り、私は完全に動揺しました。



千葉県からやって来た山田さんは、スラリとしてて、私より少し年上。子供の頃を過ごした上砂川の町を懐かしんで尋ねた帰り道に、わざわざ私の所に寄って下さったとの事でした。
『だべさ通信2』の本の後ろの方に載せた、JR北海道613の駅 『613駅の、ホームドラマ』 の古いポスターを、とても懐かしんで下さったので、 「出してみますか?」と、ちょっと自慢げに奥の棚に取りに行った私。
えーと確かこのへんにあったような・・ゴソゴソゴソ・・・
あったあった、これさこれ。
あらやだ、これ、すんごい汚れたまんまだわ。あっちゃー・・・・



すいません、汚れちゃってて。
「いえいえ」
山田さんは、ポスターの『上砂川・ひがしうずら・うずら・しもうずら』という駅名プレートの部分を、懐かしそうに指差しました。山田さんのお話によると、”うずら”という名前は、福井県鶉(うずら)村の人達が入植して、故郷の名前を付けたのだそうです。
上砂川は、以前は炭坑で栄えた町でした。この四つの駅を走った鉄道は『函館本線上砂川支線』と言って、石炭の運搬専用から始まった路線で、1994年に全線が廃止になりました。







「私が昔住んでいた家の跡はもう、草が生い茂っていて、そこから先へは入れません。ただ、小学5年生までしか住んでいなかったのに、当時の先生の顔までも、よく覚えているのですよ」
初対面の私達夫婦に、山田さんは順をおって丁寧に話して下さいました。
私にも、なんとなくわかるような気がするな。



子供の頃に住んでた長屋の間取りは今でもしっかり覚えているもんね。広い土間の玄関には黒光りしていた板の上がりがあった事や、茶色がかった畳の色。物干し竿は太い竹で、畑にはルピナスの花が咲いて、雨が降ると、軒からしたたり落ちた雨水が、小石の混じった長いくぼみを作っていた事。冬が近づくと、父が窓にビニールを張った事。
何気ない先生とのやり取りがすごく嬉しかった事などが、トンネルの向こうにぼんやりと、それでいて鮮明に残っているのです。



「どうも有り難うございました」
丁寧に頭を下げられた山田さんは、実際の私がこんなはんかくさい(アホみたいな)おばちゃんで、がっかりしたに違いないよな。せっかくの思い出の旅を、最後はなんだか期待はずれにしちゃったね。
でも、きっと大丈夫だよ。古き良き思い出は、私ごときおばちゃんの一人くらいで、揺らぐものじゃないからさ。
ここから手稲の駅までは、歩いて15分くらいかかります。どうぞお気をつけて。



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posted by ぽぷら at 00:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 上砂川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする